Spooks 9 finale(ネタバレ!)2010/11/09 13:26

Spooks series9 promo pic
昨晩、Spooks シリーズ9が終わりました。フィナーレの第8エピソードでは泣きましたよおお〜〜〜。RAの演技は素晴らしいの一言でした・・・しかしあまりに哀しい・・・

リチャードは、シリーズ7からMI-5としてこの人気スパイドラマシリーズに参加したわけですが、彼にとっても3年目の最終エピソードが彼が演じたルーカス・ノースの最期となったわけです(涙、涙)。

シリーズ7で登場したルーカスは、ロシアの牢獄で8年間を過ごして戻って来ました。その上半身には8年間の投獄の「歴史」ともいうべき入れ墨がびっしりと刻まれ、絶え間ない拷問の悪夢をまだ背負い、イギリスに帰って来てみればロシアでの8年間思い続けてきた妻はすでに別の人生を歩んでおり・・・と、心に傷を負った陰のあるルーカスをRAはなんとも魅力的に演じたのでした。

シリーズ8では、CIAエージェントのサラ・コーフィールドなる恋人役が登場。このサラ、ものすごい悪党でして、しかも演じた女優の下手くそなアメリカン・アクセントがすごぶる不評で(当然、主にアメリカ人ファンにですけどね)ファンサイトでは大ブーイングがわき起こりました。しかしかつてルーカスに拷問を加えたロシア人との再会など、リチャードはまた胸を締め付けるようないい演技を披露してくれましたが。何よりも、ルーカスはシリーズ7でちらついていたダブル・エイジェントの影を払拭し、正義漢としての姿を印象づけてくれました。

と、ところがですよ、今回のシリーズ9、同僚のロズ亡き後セクション・チーフとなったルーカス・ノースの前に、彼のアフリカでの過去を知るヴォーンなる男が登場し、彼に「ジョン」と呼びかけたのです。うっそ〜〜!それでこのシリーズで判明したことには、彼の本当にアイデンティティはジョン・ベイトマンで、ジョンはダッカでの英国大使館爆弾テロに関わり、ルーカス・ノースを殺して彼に成り代わっていたっていうんです。そんなあ〜。それからの15年間、MI-5になるはずだったルーカスとしてロシアでの8年間の拷問にも耐え、ルーカスのペルソナを生きてきたってわけです。それがヴォーンの登場と、ヴォーンが(これまたマイケルというペルソナで)付き合っている、ジョンの若かりし昔の恋人マヤの登場により、ルーカスとしてのアイデンティティががらがらと崩壊していくんです。ヴォーンは中国人が欲しがっている「オルバニー」(この正体は昨晩やっと分かりましたが、ボスのハリー・ピアスがありかを知っている)を入手しろと、15年ぶりに再燃したルーカスのマヤへの愛を利用して、ルーカス/ジョンを脅迫しMI-5への裏切りを迫るわけです。

ヴォーンとマヤが登場すると、シリーズ7&8のルーカスは霧散してしまい、ファンサイトではこれではルーカスのcharacter assasinationだと騒然としていたわけです。私も同感です。ルーカス/ジョンは、同僚でかつハリーが今シリーズの冒頭で結婚を申し込んだ相手であるルースを誘拐し、ハリーから「オルバニー」を入手しマヤと海外へ逃げようとするのですが、MI-5の同僚による追撃劇の中、マヤが銃弾に倒れ死んでしまう・・・この場面のリチャードの演技にはもう胸をかきむしられました。ジョンはマヤの死でハリーを許せず、「オルバニー」を中国人に渡し、地下鉄駅を爆破すると脅してハリーを高層ビルの屋上に呼び出します。そしてそこでハリーに向かって銃をつきつけるのですが・・・ああ、この最期の場面、もう思い出しても胸が痛みます。ハリーから「オルバニー」という遺伝子を攻撃する兵器は未完成品だったと知らされ、マヤは無駄死にだったのだと悟り・・・ハリーを撃とうとする時、'Who are you? Are you John the murderer? Or are you Lucas, the man who gave up so many years to help so many people, saved so many lives? Who are you?'と問いかけられ、'I'm nothing'って答えるんです。そして銃を掲げていた手を下ろします。その震えを帯びたリチャードの声、ああ、思い出しただけでまた涙が出てきます。本当に彼は「虚」なんです。そんな哀しいのってありますか。ハリーが振り向くとルーカスの姿はなく、屋上から下を見つめるハリーのショットが。実際に身投げするシーンも路上の死体もうつりませんでしたが・・・。
このシリーズがルーカスの最後だろうとは予想していたのですが、最後には悔悛して英雄的に死んで行くのだろうと思っていました。まさか'I am nothing'という絶望の中消えて行くなんて・・・。

『ロビン・フッド』でガイがマリアンを殺したのもショッキングでしたが、今回のエンディングはちょっとやそっとじゃ立ち直れないほど揺さぶられました。あの'I am nothing'っていうリチャードの声、頭の中で鳴り続けています。それもいつものRAの深みのあるバリトンの声じゃないんです。怯えた子供のような、空っぽになったような、震えを帯びた声なんですよお〜。

もうとっくにこのシリーズ9のDVDは予約してあるんですけど、つらすぎて当分見られないかも〜。ああ、つくづく『ホビット』出演っていう明るいニュースがあってよかった。そうじゃなかったらもう救われないわあ〜。

コメント

_ Rinrin ― 2010/11/10 00:55

確かにガイがマリアンを殺した時はショックでしたね。そのあとのガイの顔が切なかった…

_ grendel's mum ― 2010/11/10 22:07

『ロビン・フッド』でマリアンが殺されるなんて、あり得ない展開でしたが、そういう意味では、これまで何度となくドラマ化・映画化されてきた『ロビン・フッド』の中でも、リチャードのガイ・オヴ・ギズボーンは歴史に残る存在ですね。もちろんすばらしくセクシーな悪役が、ヒーローのはずのロビンを完全に食ってしまったという意味でも画期的だったと思いますが。ロビンとマリアンより、ずっとガイとマリアンの方がケミストリーが感じられました。

Spooksのシリーズ9でリチャードが気の毒だと思ったのは、それまでの二年間で作り上げてきたルーカスというキャラクター(彼はガイの時もそうでしたが、自分でそのキャラクターのバック・ストーリーを考えて、とても丁寧な役づくりをするのです)と激しく矛盾する脚本を演じなければいけなかったという点です。インタビューで言っていましたが、フラストレーションのあまり、脚本を部屋の壁に投げつけたそうです。そうでしょうよ、そうでしょうよ。

_ jade ― 2010/11/10 22:59

ま、喰われる以前にロビンがめっちゃへったクソだしさ〜。喰うまでもないわよん、あんなの。RAに立ち向かおうってのが間違ってるの。

_ SH ― 2010/11/11 07:41

リチャードの演技良かったですね。ドラマでここまで演技してくれるなんてなあ。日本のアイドル出演ドラマなんて、アホらしくて電波の無駄使いですね(って見てないけど)。他の人もよかった。

ルーカスが死んでしまうのは、これは仕方ないので、どうか元気を出してください。

しかし、なんか不可解な脚本。そもそもルーカスのマヤへ愛が彼を暴走させた、ってのが全然説得力ないです。それと、結局ルーカスは何をしたかったのか?私の聞き取り力のせいもありますが、悪人だった自分を替えたくて、本物のルーカスを殺した?で、英国大使館も爆破してる?でもその後何人もの命を助けているから、やっぱり善人に変わりたかった?でもそもそもルーカスを殺すとか爆破とかしている時点で、全然善人じゃないし、、。

マヤと高飛びするために中国にコッカ秘密を売るなんて、ちょっとチープだなあ。もっと深い事情があるのかと思ってました。本当に理由は高飛びだけでしたか?

で、今回テンプで働いてたアレックスが正式にMI5に復帰するのかしら?

しかし、ファンの皆様、これだけたっぷりリチャードの演技を見られば文句は言えませんわ。

うーん、しかしルーカスの人生に納得がいかない。

_ grendel's mum ― 2010/11/12 00:04

うわあ、jadeさま手厳しい。ロビン役だったジョナス・アームストロングには、ま〜ったく魅力を感じられませんでしたものねえ。歴代のロビン・フッドは、エロル・フリンにしても、それからSHさまが言っていらしたコテコテのアメリカンアクセントのケヴィン・コスナーだってそれなりに(失礼!)魅力があったと思います。

ところでSpooksですが、SHさま、ご覧いただけてうれしいです。リチャードだけでなく、周りのキャストの演技、よかったですよね。ハリー役のピーター・ファースも、ルース役のニコラ・ウォーカーも、ベス役のソフィア・マイルズも。私ニコラの英語、キビキビしていて気持ちがよく、だ〜い好きなんです。

それでね、そうなんですよお、マヤとルーカス/ジョンとのシーンがほとんどなく、愛のためっていう説明に無理がありますよね。若い頃のジョンはアフリカにいる頃すでに腐っていて、そんな彼の前に現れたヴォーンに操られて一種の誇大妄想を抱き、爆破事件まで起こすんでしょうけれど、でも爆破を見て純粋にその結果に恐れおののいたような表情でしたよね。それでルーカスとして生きることになって今度はハリーと出会うわけですが、あの屋上のシーンでハリーに先に出会っていればよかったって言うところ、ぐっときました。ハリーと出会ってからはルーカスに「なる」わけですが、ほんとに彼自身は「からっぽ」だったんですね。セクション・チーフにもなり、MI-5としてルーカスとして充実してきたと思った矢先、ヴォーンが再登場。

そこでヴォーンを殺しちゃえばよかったんだよ〜、と嘆いているファンもけっこういますが、まあ、それはともかく、ルーカスでいることも安泰じゃなくなって、それでマヤへの愛に暴走するわけですが、これがねえ・・・。マヤっていうのは、彼がまだ悪人じゃなかった遠い過去(リーズ大学で一緒だったって言ってましたよね)に属していて、彼がまだ腐っていないジョンっていう人格を持っていた時の恋人だったから、その彼女のところに戻るしか生きる道がなくなったって思ったんだろうか。その彼女を失ってしまった時、ほんとに'I am nothing'って状態になり、飛び降りるしかなかったんでしょうか。

「オルバニー」ですが、マヤが死んでしまった後に中国人に渡すのは、ハリーに復讐するためだったのだと思います。ハリーはルースを救うために、国家を裏切って「オルバニー」をルーカスに渡したわけですから、ハリーのせいでマヤが殺されたと思ったルーカス/ジョンは、中国人に機密ファイルを渡すことによってハリーを自分と同じレベルに引きずり下ろしたってわけです。

でも〜、その恐ろしい兵器の機密ファイルが実は実効性のないいわば「からっぽ」の代物だったんですから(まあ、世界は救われたわけですが)ルーカスはマヤが無駄死にしたんだ、って絶望の中で死んで行く。そこがたまらなく哀しいです。ぐすん。

まあ、毎週毎週、すごいスピードと緊張感で展開するドラマで楽しませるっていうエンターテイメントとしては、十二分に合格だったので、あまり深く考えない方がいいんだと思います。今年のシリーズ9では毎回、次回のエピソードが待ちきれなかったのですが、それってシリーズ7や8ではそこまで思わなかったし。それに、基本的に低年齢層がターゲットだった『ロビン・フッド』と違ってドラマの質はぐっと高かったですし、リチャードの演技はほんとに堪能できましたから、それが何よりですね。はい、文句は言えません。

_ Rinrin ― 2010/11/12 13:03

私的にはアームストロングのロビンフッドも好きでしたけど、でもRAの方がやっぱりかっこいいですよね!

_ grendel's mum ― 2010/11/12 22:11

Rinrinさま、

ジョナスは若い人には受けがよかったみたいですよね。おばさん受けはしませんでした〜(笑)。Robin Hoodの記事、書きますね。

_ NEKO ― 2013/08/14 18:21

ええと、こんなところにコメントすみません。
NEKOです。

「strike back」をDVDレンタルで鑑賞しました。
むちゃくちゃかっこよかったですが、
なんだか、かわいそうでかわいそうで・・・
もう今後はこういった役柄からは少し距離を置いてほしい、とも思ってしまいました。
彼自身が病んでしまいそうで・・・
「spooks」については情報があまりなくて、
こちらへお邪魔して記事を拝見しましたが
・・・さらにかわいそう・・・
「トーリン」役を機に、もう少し違った側面が出るようなオファーが増えることを祈りたくなりました。
脚本投げつけたというお気持ち、察するに余りあります・・・

あ、大した記事はないんですが
すこしだけトーリン様礼賛を書いておりますので
お暇がありましたら(ないか・・)拙ブログへもお運びいただけましたら
望外の喜びでごぜえますだ(バタバーおやじ発作出ております)

_ Emma ― 2013/08/15 10:27

NEKOさま

日本の見なさはお盆休みかな? 感覚にていてうれしかったです。なんだか、私だけへたれ、といいましょうか。テロ、戦争、暴力、アクション映画全般がかなり苦手です。
娯楽映画を見て落ち込んだりストレス感じるのはねえ。。。。
そんな情け無いリチャードファンですが、彼がTVドラマでさえも、しっかり役を研究して作りこむ姿勢は尊敬します。
彼の真摯な役作りにふさわしい良い役のオファーがあることを願ってやみまえん。ハリウッドにありがちなチープな映画にはNOと言って欲しいです。数より質ですよね、ファンにとっては。でもまじめなリチャードはいつもお仕事していたいかな。

_ Emma ― 2013/08/15 10:38

あらら~ 変な日本語に気がついて編集するつもりが、確定されてしまった。ごめんなさい。
TVでThree Lionsがゴールしたのに興奮してしまったせい?このマッチ、今やっているわけではなくて録画なんですけどね。つい、つい。
スコットランド対イングランド、いつもながらフレンドリーにはほど遠い。どちらも好きなのでドロー希望。
ホビットの関係者たちはサッカーよりクリケット?ラグビー?それとも球技には興味なしかなあ。現UK首相はVillaファンですね。

_ NEKO ― 2013/08/15 14:43

Emmaさまがへたれだなんてとんでもないです
ただやさしいだけでいらっしゃいますよ~
あ、私はほんとにヘタレなんですけどね(笑)

わたしは日本人らしく(笑)甲子園の高校野球中継を背中で聞きながら書いています。

8/15・・・終戦の日です
アジアの諸国から疑惑の目を向けられつつ、
「国防軍を持ちたい」とか「ナチスの手口に学んだらどうか」とか
安直な発言を大臣がしてしまえるのは
身近なところに戦争状態やテロや国家による殺人などないから、
とも言えますよね。
そう言うものと無縁に生活できることはとても貴重なことだと思います
そんな国に暮らす私と、RA様とは、そもそも「戦闘」に対しての感覚が大きく違うかもしれません。
それでも、やっぱり「あなたは少し死を多く見過ぎてはいない?」と
思っちゃうんですよね・・・

_ Emma ― 2013/08/16 03:55

NEKOさま

優しい、って誰のこと?とまあちゃんとgmさまのつぶやきが聞こえてきそうです 笑 日本女性の一般からみたら、かなりアグレッシブ、たんに覚めているのと、暴力・戦争の報道にうんざりしているんですよね。
RAの役柄は英国特殊部隊、USならNavy SEALですか。。。。
彼のStrike Back出演が発表になったとき、誰にアピールしたいんだろう?それまでの女性ファンが多いリチャードが男性ファン獲得のための選択か、と報道されましたっけ。水攻めの拷問を自らすすんで経験したのも物議かもしましたものね、リチャードのジョン・ポーター。
次は暴力のない役柄を演じたいと冬にインタビューで答えていたようですが、リチャードのエージェント、ちゃんと聞いていたかなあ。

私個人はルーカス・ノースの刺青がすでに苦手、もちろんリチャードのは本物ではないけれど。ホビット第1部のあとのインタビューで指輪の仲間同様ホビット出演者も刺青するのか、とたびたび聞かれてましたね。
リチャードは上手に逃げてましたが、体に掘り込んで欲しくないです。

終戦記念日、またしても中韓でいろいろ言ってるみたいですね、でもどこの国にも国を代表する墓地、USならアーリントンがあり、外国のリーダーも行きますよね。
日本の平和は米軍が全て引き上げても守れるんでしょうか?
なぜ米国の税金と人命で日本を守らなきゃならないんだ、と疑問に思うUS人は少なくないです。
自分の国の平和は自分で守るべし、スイスみたいに、と思う私はUSが世界のポリスするのは反対です。シリアもエジプトも多くの命が失われている内戦状態ですが、CNN他の報道にも、10年以上の戦争がまだ片付いていない今、ではヘルプに出兵と思うUS人は少なそう。

_ NEKO ― 2013/08/16 09:03

gmさま
お庭先でEmmaさまとおしゃべりさせていただいてます
すみません、わたしばかりEmmaさまを独り占めしてて(笑)

さて、ジョン・ポーター。
水責めを体験した件ではウィキペディアによれば「悪名をはせた」そうですが、まぁ比較的安全性が高く、かつ「死の恐怖」を実体験できる拷問なのだそうで、研究熱心なRAさまらしい選択だなぁ、と思います。
そしてルーカスの上半身を覆い尽くす刺青・・・
まるで魔物の紋章のようでした。動画サイトでチラ見しただけでも、8年間の苦難が一つ一つ苦痛を伴って体に刻み込まれていったのだな、と感じられる造りで、演出としてはすごいと思いますが
それやこれやがなにもかも「かわいそうすぎる」につながってしまい・・・

エジプトではまた紛争が武力抗争につながっていきそうですし、
世界でまだポリオが制圧できていないのはアフガニスタンはじめ紛争を抱える地域ばかり、と言うニュースもちょうど見たりして、
このままでは世界全体が疲弊していきそうな気がしています。
アメリカもそうそう「偉大な兄貴」ではいられないでしょうから、
自ら大戦後に日本に与えた「非戦」という役割をはぎ取りにかかるかもしれないですね。

どうか、地に平和を。
その前に、とりあえずRAに平穏を。

_ grendel's mum ― 2013/08/16 17:12

NEKOさま、
ちょっと留守にしておりまして、ブログほったらかしですみませんでした。
昨晩帰ってきたのですが、あれ〜、私の昨晩の投稿、どうして反映されていないのかしら?消えてしまいました・・・。


気を取り直して、まずはNEKOさまのブログ、お邪魔して拍手させていただいたのですけれど、楽しく、そしてうなずきながら拝読させていただきました。どうもありがとうございました。∈^0^∋

私も戦闘もの、暴力シーンは普通なら絶対避けて通るのですが、Strike Back、はい、RAのためにということで例外でした。それに、この原作の小説はど〜しようもなくつまらないシロモノですが、TV脚本の良さとRAの演技のおかげで、原作よりずっとずっといい出来の作品になっていましたし。
たしかリチャードも、最初にこのオファーが来たとき、またお決まりのつまらない戦闘アクションものか、と思ったけれど、ジョン・ポーターというキャラクターの複雑な部分に興味を惹かれてやることにした、とか何とか言っていましたよね。彼の演技で、原作には欠如していた人間性の深みが付加されて、見る価値のある作品になったのだと思います。リチャードさすが!って感じです。

ただ。。。私もリチャードには今後、もうアクションものでなく、NEKOさまのおっしゃるように、「カサブランカ」なんて最高ですけれど(RAのリック!きゃ〜♥)、何かもっとロマンチックなものやってほしいです。文学作品がいいなあ。

私は海外にいて、今回の選挙、投票できなかったのですけれど、海外にいるからこそでしょうか、安部政権の暴走、恐ろしいと思います。支持率が高いというのも、なんだかうそっぽいような気がするけれど、なんだか集団マインドコントロールされちゃったのか?日本人は?って危機感を持ってしまいます。

Emmaさま、

Emmaさまはとても芯が強い方だとは思いますけれど、でも平和とエコロジーを希求し、動物愛護精神に溢れた心やさしいお方と思っておりますよ〜。(^o^)

_ NEKO ― 2013/08/16 21:40

gmさま

おかえりなさいませ♪
お疲れのところ拙(ほんとに拙です・・・)ブログにお越しいただいてありがとうございました!
内容が薄っぺらでお恥ずかしいです~(汗汗

>何かもっとロマンチックなもの

ほんとうに!そうです
さすがgmさま まさにそのお言葉がいちばんぴったりです
ソーントン氏のような「秘めたる熱情のロマンティスト」(あ、これは漫画家の萩尾望都さんのセリフのパクリです)がいいなぁ。
ルーカスもジョン・ポーターもほんとに素敵なのですけどね。
(しかし、考えてみればどれもジョンじゃないか。
BBCはRAを犬っころだと思ってるんでスカ??)

エイジェントが街中で爆死したり
シーズンごとに誰かしら犠牲になったり
あろうことかジョン(またジョンだ・・・)・ワトソンが
いくらホームズを守るためとはいえ誰かを狙撃したり
・・・そういうドラマが普通に受け入れられているのは
やっぱり日本とは世情が違うからなんでしょうね。
テロリズムの脅威と戦争とが身近にある国のひとたちと
私たち日本人が真に対等に問題に向き合うために
できることは「日本も軍備を持つこと」ではないだろうと思います。
どのジョンもできれば武器を置きたいだろうし。

日本が、本当にやるべきことを果たすよりは
RAにロマンティックな役をあてがうことのほうが
はるかにはるかに実現度が高そうです。
ぜひ!!!!

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