Fictional Frontiersのインタビュー2010/11/04 21:36

『ホビット』の映画の命運はRAの演技にかかっている!と語ったのは、TheOneRing.netのラリー・カーティス氏です。ソウヘイブ・アワン氏(@ Frictional Frontiers)とのインタビューにて。

しかしカーティスさん、アーミティッジをアーミタージなんて間違えないでよ〜。もっとも「これで発音あってるのかなあっ」て言っていましたが。なんでも「彼の名前はもう何年もTOR.netで見てきたけど(「RAをバルドに!」っていう嘆願をRAファンが根強くやっていたのです)、口に出して発音するのは初めてだから」なんだそうで。でもだめよ、間違えちゃ!

それはまあともかく、PJのキャスティング方針について、ビルボ役のM. フリーマンの登用がそうだが(そしてもちろん、文脈上リチャードの登用もそうだということ)、何より素晴らしい俳優であること、適材適所であることに主眼が置かれているということで、集客力が確実な映画スターに頼ろうとしないということを言っていました。

アワン氏がLOTRには特に女性受けするアラゴルン役のヴィゴがいたけれども、それと同じようなカリスマ性('mystique'という言葉を使っていましたが、「神秘性」というよりここでは観客をぐっと引きつける魅力という意味で使っていると思います)、映画への興味を『ホビット』で作り出せるだろうか、と問いかけたのに対して、カーティス氏が言うには、LOTRの観客はおそらく6:4ぐらいの割合で女性の方が多かったのではないか、そうするといわゆる'heartthrob'が必要になるわけだが、『ホビット』ではRA演じるトーリンという、物語の展開上も極めて重要なキャラクターがその役割を果たすことになる、この映画は彼のパフォーマンスにかかっていると思うと言うのです。うわ〜!すごいぞ、リチャード!ものすごい期待度!

それで、カーティス氏によると、ドワーフのメークにも関わらず、RAのハンサムさは輝き出るだろうとのこと!つまり、PJもインタビューで同じことを言っていましたが、ある意味アラゴルンやレゴラスと同様の役割をトーリンが担うことを期待されているわけで、だから本人の顔が判別できなくなるような特殊メークはされないってことですね。あ〜、よかった〜。もっとも、ガイ・オヴ・ギズボーン役の時、スキンヘッドにしたいって言い張ったというリチャードのこと、(幸いシェリフ役のキース・アレンがスキンヘッドになったので、RAは坊主になりませんでしたが)、思いっきり醜くしてくれ、なんて言いそうですけどね。

C19のTHEIさんのご好意でリチャードのキャスティングについての部分のクリップをここでダウンロードできます:
http://www.mediafire.com/?s1d3ks2cjo9xepj

元のインタビューを全部聞きたいという方はこちら(RAについては38分あたりから):
http://www.fictionalfrontiers.podcastpeople.com/posts/40673

コメント

_ jade ― 2010/11/05 04:28

ふ〜む、美形は醜男願望があるのかや?

いやぁ〜、それにしても、PJいい選び方をしていますねえ。(←鑑定団の中島氏の口調で)(^o^)

RAならもちろん、女性の胸をときめかせるトーリンを作ってくれますって!

_ jade ― 2010/11/05 22:08

そういや、美形のビルボってのはちょっとありえないものねえ。

>集客力が確実な映画スターに頼ろうとしない

でも、PJがトールキンを作るってだけで、十分集客が見込めますわ。

あ〜、それにしてもBBC の『ホビット』のラジオ・ドラマを聞いていると、レゴラスの親父さん、PJはどういう風に作るつもりかとっても気になります。あの奇天烈なレゴ・パパを誰がやるんでしょうね。どうしても、アニメ版のとんでもないイメージがBBCドラマを聞いていてすら重なるんですもの。(~_~;;

_ dante ― 2010/11/06 00:16

ほんと、リチャード、特殊メークの人を煽って悪ノリ(?)
しないといいですね〜。
美は神さまからのギフトと思って、めいっぱい使ってね!

_ Rinrin ― 2010/11/06 06:48

私は今ティーンエイジャーなんですけど、小学生の頃、母がかなりのトールキンマニアなため私までLOTRのファンになりました(笑)で、リチャードのことはロビンフッドで知り、ファンになりました!こないだこのサイトを見つけ、楽しく読んでます。それで、私はアラゴルン♥なんですけど、アラゴルン(Viggoで)はホビットには出演するんでしょうか?今スゴく疑問です。

_ grendel's mum ― 2010/11/07 14:58

Jadeさま、

そうそう、インタビューでもPJとトールキン自身こそが、まさに人の注目を集めるからというような発言があったと(うろ覚え)記憶しています。

ところで、'heart throb'っていうのにぴったりの日本語思いつかなかったんですけど「胸をときめかせる」なんてどんぴしゃりの表現がありましたね。まさにその通りですものね。Thud, thud!

danteさま、

はい、danteさまの愛するキーツの言うように'A thing of beauty is a joy forever'ですから、類い稀なる美を台無しにしないでいただきたいものですよね!

Rinrinさま、

まあ、よくいらして下さいました!ほんとにうれしいです!ティーンエイジャーのファンですか、感激です。LaLa TVで放映された『ロビン・フッド』でファンになられたのかしら?ああいうダークなキャラクターのファンになるとは、Rinrinさん、あなた将来有望ですよ。

リチャードはすばらしく幅広いキャラクターを演じることが出来る俳優さんですので、是非とも他の作品も見てみて下さいね。イチオシはNorth and Southです。残念ながら日本版のDVDは出ていませんが、イギリスかアメリカのamazonで買えます。リチャードが演じるMr ソーントン、ガイ・オヴ・ギズボーンとはまったく違いますが、倒れそうになるぐらい素敵です。是非ともお母様とご一緒にご鑑賞下さい。

このブログ、リチャードが『ホビット』に出るというニュースに舞い上がった勢いで始めたものですが、少しずつ彼の他の作品も紹介していきたいと思っています。『指輪物語』や『ホビット』、またトールキンについても少しずつ・・・と思っていますので、お母上にもどうぞよろしく!

ヴィゴのアラゴルンは今のところ不明ですが、何かニュースが入りましたらお知らせしますね。ヴィゴもものすごく役作りに没頭するタイプだったようですが、その点、リチャードと共通したところがあると思います。

_ Rinrin ― 2010/11/07 19:03

私将来有望ですか?笑
ありがとうございます!
ヴィゴは確かもう53歳なので、アクションはもう無理かも?なんて考えたりしてます。
あと、バルドは誰がやるのかも気になってます。ご存じですか?

_ grendel's mum ― 2010/11/08 00:49

Rinrinさま、

ええ、ティーンでRAのファンなんて、素晴らしく将来が期待されます!
ヴィゴって53才?!それは驚きです。超人的---といえば、サルマンをやったクリストファー・リーは80を超えていてあの艶のある声ですからね。

『ホビット』が映画化されると知って以来、私の夢はリチャードがバルドをやることでした。だってもうぴ〜ったりでしょう?でもね、今ではトーリンの方がよかったと思っています。

で、そのバルド役、まだ未定ですよ。jadeさんと同様、私もこの役はジェラード・バトラーにやってもらいたいと願っていますが、どうでしょうねえ。そういえば、Rinrinさん、ジェラード・バトラーの『オペラ座の怪人』はご覧になりましたか?RAファンにはGBファンも多いのです。

_ Rinrin ― 2010/11/08 08:53

ジェラルド・バトラーですか?300は観たんですけど、ファンでわないんです…
長髪の人がタイプなので、、、でも見てみたいと思います!
あ、まだやっぱり決まってないんですか!私としては、バルドはイアン・サマーホルダーにやって欲しいです。

_ Lucille ― 2010/11/08 18:24

ジェラード・バトラーのThe Phantom of the Operaは良かったですよねえ…。2004年くらいでしたか。

_ grendel's mum ― 2010/11/08 22:56

Rinrinさま、

長髪がタイプ・・・それで『ロビン・フッド』のガイ役のリチャードに惚れたってわけですね。リチャードもジェリーも、その魅力は髪の長さに関係ないってこと、いろいろな作品をご覧になると気づかれることでしょう。

アクションものがお好きなら、RAではStrike BackというITVのドラマがおすすめです。あ、これ15歳っていうレーティングになってますが、大丈夫かな?私はリチャードを応援したいあまり、このブルーレイのレヴユーをamazon.ukに書いてしまいました。
http://www.amazon.co.uk/Chris-Ryans-Strike-Back-Blu-ray/dp/B003BL4394/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=dvd&qid=1289223530&sr=1-1

ところで、イアン・サマーホルダーって『ロスト』に出てた人なんですね?私はこのシリーズ見たことないので、ごめんなさい、イアンのことも知らないのですが。RAとヴィゴのファンがバルドに、って思うのなら、そのセンス、信じます。


Lucilleさま

『オペラ座の怪人』の日本での公開は2005年でした。この映画で私はjadeさんと「よだれ友達」になったのです。彼女は何十回(100回以上でしたっけ、jadeさま?)劇場に通っているはずです。jadeさんと一緒に今度の連休には、Lucilleさまご夫婦の友人でもあられるI夫妻のシアターで、この映画を見せていただくことになっています。劇場公開された映画を上映するという方針のシアターなので、つい先日まではリチャードをあのすばらしい環境で拝むことはできないと悲観していたのですが、『ホビット』出演が決まって、わ〜い、夢が叶いました。感涙。

_ Rinrin ― 2010/11/09 00:10

はい、ロストに出てた人です。でも彼は今他のドラマの主役なので出ることはまずないと思います。とにかくかっこいい人がいいです(笑)
15歳なら大丈夫です。暇があったらRA出演作品を見たいと思っています!

_ Lucille ― 2010/11/09 17:34

>Lucilleさまご夫婦の友人でもあられるI夫妻のシアターで、この映画を見せていただくことになっています。

ええ~っ!シアターSで!あのメンバーとgrendel's mumさんがこんなに(ご縁が)繋がっていくとは…世の中ホントになにが起きるかわかりません(笑)

_ grendel's mum ― 2010/11/09 21:11

Lucilleさま、

人の繋がりって不思議ですよね。Lucilleさんがdanteさんを紹介して下さって、danteさんたちの高校時代のクラスメートのお仲間と、過日ファントムをSシアターで鑑賞させていただいたのですもの。そうだわ!だからこの幸せ、Lucilleさんに誰よりも感謝しなきゃいけないんですね。あらためてありがとうございます!

ところで『ホビット』は3Dで撮影されるそうで、Sシアターも3Dを導入する予定と伺っています。Lucilleさん、この映画がBDになる頃に一度帰っていらして、一緒にリチャードをSシアターで見ましょうよ!

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