ymさまのNZ「思いがけない旅」第三部「ウェリントン周辺のロケ地」 その(1)2013/09/11 06:07


        ニュージーランドの5日間:思いがけない旅 

          第三部:ウェリントン周辺のロケ地


Wellington Rover Toursという会社のLOTRツアーに参加しました。


Aucklandに到着した夜、友人たちといくつかあるツアーの中からこれを選んだのは、ピーター・ジャクソンの特撮を担当したWetaという会社のWeta Caveという小さな展示室だけでなく、そこで新しくできたWindow into Workshopという、特撮に必要な道具や模型等の作り方の解説や現物の紹介をするツアーが組み込まれていたからです。


また、映画の有名なシーンを撮影した場所に連れて行ってくれるので、私たちはとても期待していました。


朝8時50分くらいにツアーのバスが迎えに来てくれました。15人乗り(?)の小さなバスでしたが、なんと、そのドアに小さくThorinと書いてあるではないですか。Gmさまやブログの皆様のために写真を撮っておきました。残念ながらRAの写真はバスにはありませんでした。



最初にむかったのはMt. Victoriaというウェリントンを臨む丘です。



ヴィクトリア女王の名前を付けてみたものの、「丘」では失礼なので「山」と呼ぶことにしたそうです。そこからウェリントン港や街をみることができ、とてもきれいでした。ひどく冷たい風が吹き、ダウンコートでも寒い中での撮影でした。ちょうど雲間からの光が神秘的でしたので写真を撮っていると、ガイドさんが、「あの光の向こう側は裂け谷だからね」と私たちを中つ国へと誘い始めました。



このガイドさんがちょっと変なおじさんで、自分は中つ国在住だからあまりこの世には現れない、野生のホビットの小説を書いている、などと真顔で言うのでびっくり。

そのような人でないと毎日このようなツアーができないのかもしれません。でも一所懸命参加者の名前を暗記し、丁寧に説明し、ところどころコスプレを提案したりしたので、なかなか楽しいツアーでした。


最初の「なりきり」地点が同じMt. Victoriaの中で、LOTR1部で指輪の幽鬼に追われるフロドと仲間が山肌を転げ落ちるところです。その場所に連れて行かれ、転げ落ちる姿を再現する写真を撮りました。(ここでは人が写っていない写真です。あしからず。)



彼らがそのあと、大木の木の根の下に隠れたのはCGで作ったそうですが、隠れたくぼみがここ。



その直前に、フロドが殺気を感じ、仲間に “Get off the road!”と叫んだのがこのあたり。





Mt. Victoriaのほかの場所へ移動し、指輪の幽鬼フロドたちに感付いたような感付いてないような場面を撮影したところを見学。坂の上に指輪の幽鬼のシルエットが映し出された場面ですが、朝みると、このようなところでした。



ガイドさんは、私と友人ふたりにその姿を再現するように頼んできたので、坂を上って、馬に乗っている指輪の幽鬼の姿に扮してみました。

(なぜか私が馬のお尻の方だったのですが、まぁ、この旅での私の立場はそんなもの。)


撮影もらった写真を見ると、「なるほど、なるほど」と小さいカメラの画面で納得したのですが、あとでコンピュータに映し出したら、ケンタウロスが人間と交わっているようにも見え、大爆笑。

ツアーに参加したほかの人たちがこのようなおバカなことをしたがらないから私たちがやったのですが、何度見ても変な写真です。小さいままでご覧ください。そのほうが映画っぽいですから。



その(2)へつづく

コメント

_ jade ― 2013/09/14 08:30

もしかして、このツアー会社はバスを13台持っていて、それぞれにドワーフの名前が付いていたりして。それだったら、トーリンのに当たって良かったですね!(*^◯^*)

神秘的な光の向こうに裂け谷があるなんて、いかにもですね。
ケンタウロスには爆笑しました。

映画を知らなければ、何の変哲もないただの山路ですが、思い入れがあると、そんな道も感慨が湧きますね。夕方行ったら、幽鬼がいたりして、なんて思うとやっぱりちょっと怖いかも。

ところで、「野生のホビット」って??? ゴクリの生態を書いているのかしら? それとも、そのガイドのおじさんが野生のホビットだったりして?!

_ jade ― 2013/09/14 13:19

バスに絵がなかったので、代わりにこの絵を頭の中でくっつけてみました。リンクで、甥っ子たちのもありますよ。

http://tenshi-inverse.deviantart.com/art/Thorin-Chibi-368396717

_ ym ― 2013/09/14 14:12

Thorin号には少し運命を感じました。ガイドのおじさんは、やはり自分の世界に入り込みすぎていて、「どうしてみんなついてこないんだ?」と不思議がっていました。

最後の写真、ここでも小さいままがいいですね。クリックするとやっぱり変な姿。やれやれ。私はちゃんと馬のお尻になりきっていたのに、あとのふたりが笑い過ぎて、あまり考えなかったのでこのような写真に。

_ NEKO ― 2013/09/14 18:17

ああっ!
こりゃどうしたもんだか!
おら、いちばん最後の写真、クリックしちまいましただ!!
ymさま、ゆるしてくだせえ~
・・・おら、おらお腹の皮がよじれそうですだよ・・・
あんときの恐怖がすっかり風に溶けていくようですだ。
ありがとうごぜえましただ!

_ ym ― 2013/09/14 22:29

NEKOさま

本当におかしな写真ですよね。私も匿名、友人たちの名前を出していない、写真を見ても顔はわからない。だからセーフ。

笑いたいときは時々あの写真をクリックしてください。ストレスの多い世の中、時々大笑いするのが体にいいそうです。

一緒のツアーには、ドイツやアメリカやオーストラリアやカナダから参加者がいました。彼らはこの光景を写真におさめたのでしょうか?もしそうなら、私は馬のお尻として欧米とオセアニアでデビューしたことになります。やれやれ。何だかビミョ~。

_ grendel's mum ― 2013/09/15 02:00

jadeさま、

バス、ビルボとガンダルフとトーリンと3台じゃないかしら?それともスマウグもいれて4台か?トーリンだったというのは、ほんとにうれしいです。

ちびトーリン、かわいいですね。ちび怪人もかわいかったけど。

NEKOさま、ymさま、

はい、私もNEKOさま同様、お腹がよじれてしました!あまりにも傑作なので、すでに数人の人に見せてしまった。(もちろん具体的に誰とは言っていません、念のため)。
いつも大受け!世界デビューです、ymさま。

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