ymさまのNZ「思いがけない旅」第一部「ホビット村へ」その22013/09/10 05:42

ymさまのNZの5日間の「思いがけない旅」の手記、第一部「ホビット村へ」その2です:

             ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

袋小路屋敷まで登っていくと、眼下にホビット村が広がり、トルキーンの挿絵を思わせる風景でした。




誕生祝いの木が見え、池の向こう側に緑竜館粉ひき小屋が位置しています。





広そうに見えますが、サッサッとと歩けば、ホビット村のセットは1周10-15分で歩けるコンパクトなところでした。 


袋小路屋敷の前で記念写真を撮るとわかるのは、ほかの住宅と違い、ドアを開けると、玄関の壁紙が見え、まるで中も全部映画のようにそこにある錯覚を起こします。
ほかの住宅と違い、やはり袋小路屋敷の玄関は撮影されるので、少し中まできれいに作ったようです。
袋小路屋敷から誕生祝いの木へと進むときに振り返ると、袋小路屋敷の奥行がいかに深いのかがわかります。







袋小路屋敷の上に生えている大きな木は本物ではなく、わざわざ作ったとのこと。

本物のように見せるために、台湾製の造花の木の葉をひとつひとつ取り付けたそうです。私たちが見たときにはやや禿げていましたが。



このロケ地にしたのは、誕生祝いの木と池があったからだそうです。

本当に見事な大木で、以前、ツアーに参加した背の高いファンがビルボに扮して現れ、木の下で本を読み、くつろいでしまったとか。ツアーが終わっても帰らず、大変だった、とガイドさんは話していました。

ほかのファンは例の「指輪」のレプリカを購入し、ツアー後、滅びの山へヘリコプターで行き、指輪を火山の中に放り込んだそうです。かなりマニアックですね。


石橋を渡って緑竜館に行くと、この建物のみが普通の人間用の大きさであることがわかります。

中でビールや食べ物が購入できます。いくつかある暖炉の前でくつろいでいると、あちこちに貼られたものが気になります。

まるでホビットのコミュニティーの一員になったかのような気持ちになって、貼り紙のお野菜の交換会にでるぞ~、と思ったりします。




ツアーの料金にここでの飲み物一杯分が含まれており、ジンジャー・ビールというのを選んでみました。陶器のコップに入れられたジンジャー・ビールは、炭酸が弱く、ほんのりしょうがの香りがするノンアルコールの飲み物でした。

それほど美味しくはなかったのですが、その場の雰囲気で楽しみました。ホビットの建物の特徴なのか、隣の部屋との間仕切りも窓もはやはり丸かったです。





緑竜館を出ると、ツアーを始めた地点まで歩き、バスを待ってThe Shires Restへ戻る、という段取りです。これでセットを反時計回りに1周することになりますが、最後は道の標識や風景の写真を撮りまくりながらツアーが終わりました。



夏(私たちの冬)には15分ごとに40人ずつという頻度と人数のツアーなので、人でひしめき合っているとそうです。

冬に旅をした私たちのツアーは参加者14人だったのでゆったりとみることができ、ツアーの間隔も30分から1時間おきだったのでまったく混んでいませんでした。


The Shires Restに戻ってお土産やグッズをたくさん買おうと意気込んだのですが、驚くほどグッズはなく、とても残念でした。

売ってなくて、あってもよかったなぁ、と思ったもの:
LOTRチョコやグミ、文房具やキーチェーン、ホビット・クッキーやレトルトのシチュー、料理本、コースター、ティー・タオル、エルフの耳、杖、ホビットの足の靴下やスリッパ―、アラゴルンのケープを含むコスプレ用品、ぬいぐるみ、シール、等々。でも Tシャツがあったので、それをgmさまのお土産として買いました。


コメント

_ jade ― 2013/09/12 14:04

日本だったら、お土産のグッズがドカドカと作られるのに、商売っ気ないですね〜。

ビルボの家の上の木の根っこがどういうことになっているのか、ずっと気になっていたのですが、なるほどね。確かに、ちょっとさみしい状態になっていますが、まあ冬だしね。季節相応ということで。

でも、こういう所は時間もゆっくりと流れているような気がしますね。行きたいな〜。

_ ym ― 2013/09/12 18:20

本当に商売っ気がなかったです。中学生の女の子たちがカバンにつけるくらいの大きさのぬいぐるみ(手のひらサイズ)でSmaugがあったら、たくさんお土産に買ってきたのに、と今でも思います。おなかをギュッと握ると目が赤く光ってちょっと可愛いのがほしいです。

_ grendel's mum ― 2013/09/12 22:00

jadeさま、ymさま、

WBやWETAはこれでもか、ってぐらい次々とLOTRとホビットのグッズを作って売ろうとしているから、きっと何か権利関係とかで、WBの映画関係グッズは売れないんでしょうね。

ymさまのスマウグのアイディア、日本でホビット映画グッズを開発している部署(どこだろう?)に売り込んだら?私もそんなのがあったらほしい!

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