『ホビット 決戦のゆくえ』@イオンシネマ幕張新都心のDolby Atmos Ultira2015/01/10 19:23



Doby Atmos Ultiraという最高の音響システムで『ホビット 決戦のゆくえ』を見てきました\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/

夜8時からの平日、なんと私一人で巨大な劇場を貸し切りでした!

ピーター・ジャクソン監督のHFRへの挑戦は、劇場のシステムによって映画体験に差が出てしまうというむずかしい状況を生み出してしまったわけですが、最高の環境で見ると、本当に一コマ一コマがスリリングでワクワクする!こんな素晴らしいのに、私一人?!

海浜幕張、私にはとてつもなく遠くて帰宅したら午前1時でしたが、その価値が十分にありました。
千葉県民の方、もったいないですよお!!こ〜んなすごい『ホビット』体験できるのに、からっぽの劇場!

HFR、高画質をうたっている劇場の中でも、ここはピカイチの画質の良さでした。
川崎、辻堂、豊島園のIMAXより遙かに、遙かに美しくシャープで明るいです。

HFRだからと細部までこだわり抜いた衣装や小道具の質感が手にとるように分かって、それを見ているだけで楽しい。他のHFRと段違いのクリアさです。

音響では、Doby Atmos Ultiraのすごさは、何と言っても、トーリンが覚醒するまでの黄金の広間でのシーンで実感できました。
トーリンの頭/心の中に響くいくつもの声が見ている私の全身を包み、7.1チャンネル(?)の効果でしょうか、トーリンその人になったような気分。
黄金の渦巻きの中に落ちて行くシーンもですし、黄金の床の下にドラゴンの影が泳ぐ場面、その動きも鮮烈な印象でした!黄金の床の質感も全然違います。

戦いの場面の迫真性も俄然あがり、これは第一部のゴブリン・タウンの場面もそうでしたけれど、画質や音響が良くないと、冗漫に思えてしまうシーンが断然生き生きするわけです。

水面下のアゾグの目がカッと見開き、躍り出てくる場面の迫力なんてもう怖すぎましたが。

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以下、見ながら思ったことのつれづれ。

トーリンが「竜の病」に冒されている時、リチャードの目を緑色にしているのは、意図的な演出だったのだろうと確信。「竜の病」を振り切った彼の目は、いつものブルーに戻っていますね。宝は絶対渡さない、金貨一枚たりとも、というシーン(リチャードがベネディクト・カンバ−バッチのスマウグを模倣したというのはここですね、きっと)では、鮮やかな緑色の目になっていますが、バーリンがビルボに語ったように、これは"fierce and jelous love"という黄金への執着を表す目の色なのだと思いました。

覚醒したトーリンが夕日を背景にドワーフたちのところに歩いてくるシーンのかっこよさも、動きの波動が伝わってくるような高画質だと際立ちました。

そして、トーリンとキーリが額を合わせるシーン、鼻と鼻も触れあっていて、これ、マオリの挨拶へのオマージュですね。

ビルボとのドングリの場面で、ビルボに笑いかけるトーリンの目の暖かさ、やさしさ!彼の心の奥底のやさしさが表面に現れ出た一瞬、それがデイルの町に湖の町からの避難民到着の知らせに一瞬にして心が鎧に覆われてしまって、冷たく邪悪とも言える表情に変わってしまう・・・切ないですね、何度見ても!そして、リチャードの目の演技に感服します。

マーティン・フリーマンのビルボは、ビルボの勇気を強調していますね。
バルドとの交渉を決裂させてしまったトーリンに、戦いを選ぶという愚かしさ、その狂気を正面切って抗議する勇気、そして何よりも、アーケン石を敵軍に渡したとあの状況で申し出、トーリンの殺人的な怒りに身を晒す勇気。そこにはトーリンに対する真の友情があるのだということを感じさせるマーティンの演技にも拍手です。

私、トーリンの最期の場面以上に、ビルボがバーリンに別れを告げる場面で、トーリンのことを"He was... To me he ... He was..."と言って声をつまらせ「友」と言えないところが一番泣けます。
そして、袋小路屋敷に帰ってきて、このThorin Oakenshieldというのは誰だ?と聞かれて
”He...He was my friend"と、ここで初めて「友」と言う。そして玄関の丸い扉からホールへ入ってくるところ、あそこも泣けます。だって、第一部で、トーリンがあの扉の向こうに立っていて、そして歩み入ってきた時の姿が蘇って・・・。

それから、"BB"と刺繍したハンカチを見て、pocket handkerchiefを忘れてきたから家に取りに帰ると言って、トーリンに呆れられたあの時のことを思い出してビルボが浮かべる笑顔。たまらないですね。だって、絶対あのビルボ、「これを使え!」ってきったないボロ布をちぎって放り投げたボフールのこと、そして呆れたように「行くぞ!」って言ったトーリンのこと思い出していますもの。
そしてもちろん、ポケットハンカチーフが必需品だと思っていた冒険に出る前の自分、ドワーフたちとの冒険を通して変わった自分を振り返っての笑顔でもありますね。
There and Back Againという原作のサブタイトルを、なんだかあの場面に凝縮させているようで、ピーター・ジャクソン上手いなあ。

ビルボのトーリン、そしてドワーフたちへの深い愛情を感じる場面といえば、アーケン石を持ってスランドゥイルとバルドとガンダルフの元へ行って、これはドワーフたちが好きになったからやったことだと言う場面。ドワーフたちは頑固で気難しくて猜疑心が強くて秘密主義で、マナーときたら最悪、とか言った後で、"But they are also brave and kind...and loyal to a fault"という、この"loyal to a fault"というところ。そんな彼らへのビルボの愛情ゆえにしたことなんだということを、原作以上に説得力を持って描いていてすばらしいと思いました!

この幕張新都心イオンシネマで見ると、ホビット庄の緑の瑞々しさも一際でした。ガンダルフとビルボがホビット庄との境で別れた後、ガンダルフが木立の中、木漏れ日の中を歩いて行く姿、これもガンダルフがやってきた第一部の冒頭のあの日を思い出させてじ〜んときます。

それから、最後の五軍の戦いでは、雪の降らせ方で、トーリンの命運を表現しているんだなとも思いました。
これって、The Crucibleで降ってくる灰のことを思い出したんです!
これから迫る暗い運命を予期させるように、最初はらはらと気付かないほどに降ってくる雪、それがドラマのクライマックスでは吹雪くように降ってくる。
まさにThe Crucibleの灰の使い方と同じでした!


突っ込みを入れたくなる場面も色々ありますが・・・「鉄の足」のダインは、映画では「鉄の頭」のダインとすべきですね!だって、頭突きで鉄の鎧甲に身を固めたオークをどんどん倒しちゃう。

ガンダルフも、ドルグルドゥアからラダガストのウサギの橇で逃げてきて、降りる頃にはいつものとんがり帽子をかぶってる!とか。

ああ、そんなことより、どんな刃も通さない(まるでスマウグの鱗みたい!)ミスリルの胴着をビルボにプレゼントしたトーリン。「友情の証しに」と言っていましたが、ビルボの身の安全を本当に最優先してくれたわけですよね。だって、『ガウェイン卿と緑の騎士』のガウェインじゃないですが、どんな高潔な騎士だって、自分の命を守ってくれる魔法のお守りみたいなこのミスリル、戦いの前には身につけたいと思うわけです。それをビルボに与えたんですものね。自分が着ていれば、アゾグにぐさりとやられることもなかったのに。
そう思うと、トーリンがビルボに最後に"I am so sorry that I have led you into such peril"って言うのも、「忍びの者」として平穏に暮らしていた小さなホビットを冒険に巻き込んだ自分の責任を、ミスリルという計り知れないほどの価値のあるドワーフの宝物を与えるほどに重く考えていたのかも・・・と思って・・・ああトーリンのビルボへの愛も深いんだ・・・


コメント

_ NEKO ― 2015/01/11 00:15

gmさま
さすが!
なんと細やかで深いご感想でしょう。

ああでも、ひとつだけ。
ミスリルの胴着について。
ちょうどツイッターでも他の方がつぶやいておられて気になったので確認したのですが、
原作邦訳「ホビットの冒険」には、この胴着について
「その昔だれかエルフの若殿が着たと思われる小さなくさりかたびら」と表現されています。
「若殿」の原文がどうなのかわかりませんが、
要するに、ビルボにも引きずらないで着られる小ささだったのだろうと思います。
(ツイッターで気にされていた方は、この胴着に唐草の意匠があるのを、
「ドワーフのデザインには植物文様はない、という設定のはずなのに」と思っていらっしゃったようです。
どういう経緯でそれがエレボールの武器庫に舞い戻ったかはわかりませんが、エルフの少年のためにドワーフに制作が依頼されたもの、という設定なのでしょうね)
そして「王の贈りもの」にふさわしいこれを、ビルボへの「はつの引出物(Gift)」に選んだトーリンは、
映画では原作以上にビルボに敬意を払い、また心から信頼と親愛の情をよせていたのでしょう。
「これが必要になる」とトーリンは言っていました。
やがては戦になる。
そのときに、ビルボは、ビルボだけは無傷で生き延びさせてやらねばならない。
そういう気持ちをこめての、Giftであったに違いありませんね。

_ jade ― 2015/01/11 05:26

昨日、豊島園に行ってきたのですけど、じゃあ無理して今日は幕張に行ってみるかと思ったら・・・・・・・・・・・・・・・・(; ̄ェ ̄)




開始が21:40で、終わりが24:20です。_| ̄|○

帰って来れないじゃないよ! そもそも、この時間に駅までのバス有るんですか? 電車だってもう、終電過ぎちゃう。(ーー;)
車の人ならいいけど、そうじゃないと泊りがけですか?
何でこんな時間にやるのぉ~~~!! 見せる気有るのかい? (´Д` )

_ jade ― 2015/01/11 06:29

いっそ、夜中にやる作品を買って劇場で寝て、始発で朝帰りかと考えたら、やってないし。。。

で、気を取り直して、他に行けそうな日を見てみました。日によって時間が違いますね。金曜なら頑張って行けるかな。夜8時からです。これなら帰って来られますね。
でも、他にこの設備を使っていない時間が結構あるんだから、そういうもっと早い時間にもできないのかな?
ここ、駅からバスのようですが、どの位かかりますか?

劇場によって映画体験に差ができてしまうって、ジェリーの『オペラ座の怪人』を思い出しますね。あれも、劇場によって怪人の声がまるで違いました。GMさまと各地の音の良い劇場を求めてあちこち行ったのは、何ともう10年前!? ひえぇ〜! まだ、リチャードを発見する前でしたか。

思い出は脇に置いて、ホビットです。
わたしもダインの頭突きにはビックリですよ。
雪の降り方。そうか、降り始めの鼻先にヒラヒラと舞い降りてくる雪には気がついていましたが、戦いが始まると雪には意識が向いていませんでした。ひたすら、トーリンのことが心配で。氷の事ばかり気にしていました。

ビルボのハンカチの場面、じんときますね。
ガンダルフが出発前に、例え帰って来られたとしても、以前と同じではなくなるだろう、と言っていた通りにビルボはすっかり別のホビットになってしまった訳ですから。

トーリンの目の色を変えて、竜の病の時とそうでない時を表していたとは! 迂闊でした。病の時は、目が血走っているとかすればいいのにと思って見ていたのですが。なるほど、green eye を使ったのかぁ。やられました。

小道具の質感やトーリンの目、その他にもまだまだ見落としているんだろうな〜。2回しかまだ見ていないので、ストーリーに引っ張られて、細かいところまで気が回っていません。黄金の広間の場面もまた見たいです。

_ Emma ― 2015/01/11 12:53

gmさま NEKOさま

なるほど~ ぱっちり見えすぎると怖いとか嬉しいとかあるのですね。
US公開初日にみたIMAXとても興奮したのですが、隣町の3Dが暗くてぼんやりでがっかり。
第2章を雪の中で見たIndy北東部のIMAX、第3章を年末見に行った時、スクリーンはでかくても、これまた映像が暗くてがっかり。

嫉妬は緑色と相場がきまっているのでしたね。gmさまのコメントで、ああ、やはりトーリン様の目が緑にみえたのは私の勘違いではなかったのね、と納得。
よって、もう一度画面が明るく感動ひとしおだったIndy南のIMAXへ行かねば!プレミア・サッカーのTV観戦をあきらめて日曜正午前の上映に間に合うようでかけたいと思います。
日曜夕方から雪とスリート、月曜の明け方までには1~3”積雪との予報ゆえ、日曜のお昼を逃すと火曜日までおあずけです。

鉄の足ではなくて鉄の頭に私も一票!ブタさんヘルメットはかぶっているので、ミスリルは無理でも鎖帷子着せれば助かっただろうに。へれ鹿同様、動物への思いやりがたりないぞ、PJ. 
今回もわんちゃんは登場。にゃんこ不在。。。。まあ、いいですよ。雪の舞う石造りの廃墟の町ではニャンコには寒すぎるし。
でも、私って気にしているのはそういう部分ばかりみたい 苦笑
いえいえ、トーリン様の黄金の間での葛藤ほか、ものすごく感動しました。MFのビルボもよかったし、袋小路の自宅へ戻ってもすでに元のホビットではない、を私も思いました。
第3章のEE発売が待ち遠しいです。

jadeさま

大画面大音響のトーリン様に会いにいくのに泊りがけかも!?
公共の乗り物が張り巡らされている日本の大都会、でも夜中とかは自分の足がないと不便そうですね。
バスもタクシーもないUSの田舎では自分で運転しないとどこへも行けません。でも真冬の雪の夜は全輪駆動車でも出かけたくないほど。
以前雪でツルツルの高速で側壁とキス。当時すでに雪国の運転歴5年だったので、とっさの手と足の動きは的確でキスは一瞬。車体に擦り傷もつかないで済みましたが、ものすごく怖かったです。

おや、「パッディントン」週末に上映開始とTV宣伝中。Sootyさまがよかったとおっしゃってましたので、見に行くようです。
コリン・ファースの新作もまもなく上映。でも宣伝みるかぎり、私の好みじゃない内容なのでパスするかなあ。

_ jade ― 2015/01/11 16:21

Emma さま

いやいや、23区内なら夜中でもどうにかなるんですけど、幕張は千葉県なのですよ。それも、ディズニーランドよりもさらに遠いのです。DL行くだけでも(行かないけど)ウンザリなのに、更にその先。

_ grendel's mum ― 2015/01/11 17:23

NEKOさま、

ああそうですね、「ミスリル」という素材そのものが、ドワーフにとってかけがえのない程大切な宝物といういうつもりでした。あの部分の字幕は、本当は「白銀で出来ている。これはミスリル、と祖先たちが呼んでいたもの」と素材に関する説明だったところ「”ミスリル”、先祖代々伝わる胴着だ」となっていたので、あの胴着がドワーフの宝物みたいに聞こえてしまい、誤解を招きますよねえ。ま、字数や分かりやすさのため、仕方がなかったのでしょうが。

あの映画のセリフ、『ホビットの冒険』の原作では「白銀」と書かれていたものが、『指輪物語』/映画LotRでは「ミスリル」なんだという説明でもあるのだと思います。

Emmaさま、

凍り付いた路面の運転、ほんとにくれぐれも気を付けて下さいませね〜!!無理はなさりませんように!3月の旅行が控えていますからね〜!

jadeさま、

日にちによって上映時間が違うんですね!多分あの地域では、車で移動が大前提なのだと思います。だって、駅からちょっと離れているのに、バスはすごく時間かかるし帰りはもうないし(多分)。

10:30に本編が終わった途端、エンドロール最初のリチャードの絵と名前だけ見届けて私はすぐに席を立ち、タクシー乗り場へダッシュ。しかし1Fの出口はもう閉鎖されていて、2Fのデッキ経由で外に出ることになっていました。

タクシー乗り場に着くと、一台だけとまっていたので飛び乗り、10:47東京行きというのに間に合いました。タクシー乗り場には、呼び出し用の電話がありましたが、どのぐらいの時間で来てくれるのか、下手すると10:47に乗れなかったかもです。まあ、jadeさまなら都内住まいだから、その次の11:04だったか(?)でも帰れるでしょうけれど。幸い一台あったからよかったようなものの、安全をみたら、私は帰りのタクシーを予約しておけばよかったぐらいでした。

行きもタクシー使いましたよ。だって、路線バスすごく時間かかるみたいだったし、本数ないし。タクシーのワンメータじゃ行かない距離で、810円だったかな、往復使ったからちょっとお金かかりましたが、背に腹にはかえられない!20時始まりの映画、仕事の後ギリギリで間に合ったのです。

そうそう、まだリチャードに出会う前の『オペラ座の怪人』!懐かしいですね、あれも映画館によって全然違いました!それこそここで見てみたい!!うわあ、絶対見てみたい!!リクエストできないかしら?

そうです、ディズニーランドよりずっと先なんですよお。とにかく巨大なショッピングモールだし、帰りのタクシー乗り場の位置、行きのタクシーの運転手さんに教えてもらっていて正解でした。二カ所あるそうですが、グランモールという駅寄りのタクシー乗り場を使いました。とにかく、歩くにはちょっと距離あるし夜中じゃ人っ子一人いないから怖いし。自家用車を前提にしているところ、巨大なスケール、日本じゃないみたいな場所です。

来週は、日本橋、室町コレドのDoby Atmosに行ってみます。またご報告しますが、もしここが幕張新都心に迫る良さだったら、こっちなら楽ちんですものね。

_ Emma ― 2015/01/12 01:02

gmさま jadeさま

なるほど、USの郊外にある巨大モールみたいですね。
23区なら夜中も大丈夫とはさすが東京。しかも夜でも怖くない!
USの都会で日没後の外出、女性一人では真剣に行き先を心配しますもの。
安全はタダではないというのがUSでの常識ですが、日本人がUSでよく被害にあうのはこの感覚と経験の違いも影響してそう。

で、朝食とりながらお天気をチェック。なんと午後からアイス・ストーム!
雪1~3”が午後4時以降という予報だったので見に行く予定でしたが、アイス・ストームは最悪すぎる。
今日のIMAXはやめて自宅でUSとUKのフットボール&ヅカを楽しむことにします。

_ Sooty ― 2015/01/12 04:01

gmさま

海浜幕張へ、私も駆けつけたい気もちを抑えることができません。たとえ近郊在住でも、車がないとやはり難しそうですが…。

Emmaさまがご覧になった3Dと同様、私の地元のオデオンでも画面が暗くてぼんやり、に実は悩まされました。いちど気になり始めると、メガネの物理的鬱陶しさも倍増し、集中できず悔しい思いをしました。IMAXとは比較しようもなく、もういい、どうせロンドンまで直ぐ出かけていけないのなら、と2Dで見直したらずっと鮮明に感じられました。ごめんねPJ、でもね、こういう環境でも精一杯楽しませてもらってますから、という感じです。

そして今、私は映画のホビット三部作でも、 LOTR でも friend がキーワードだったような気がしています。具体的には、ファラミアに捕えられたフロドが、ボロミアのことを「友だちです、ぼくにとっては」と言うシーンを思い出しまして。はい、思うところは本当色々あります。

Emmaさま

「パディントン」是非。BAFTAに堂々ノミネートもされたんですよ!所謂ファミリームービー、それも熊が主人公の作品では対象にならないと思われていたのに。

_ jade ― 2015/01/12 12:39

GM さま、Emma さま、Sooty さま

タクシー動員と聞いてもうすっかり幕張に行く気持ちは萎えました〜。
そうだ、日本橋に行こう! ここなら、そんな交通の悩みもないし。
豊島園のIMAXはやはり綺麗でしたよ。奥行き感もありますし。

都内なら深夜バスというのがあって、昼間の倍の料金で決まったコースを走るのがあるのです。これなら、タクシーよりずっとお得です。

_ grendel's mum ― 2015/01/12 13:18

Sootyさま、

あのオデオンの佇まいを思い浮かべるに、う〜ん。この映画のほんとに弱点ですよね、劇場の設備に左右されてしまうというところ。
もちろん、2Dでもストーリーは十分に楽しめるわけですが、PJが目指した究極の映画体験みたいなものは、最新の設備の整った劇場でしか実現できないわけで、なんとも残念なところです。

ところで、ほんとだ、おっしゃるとおりですね!フロドがボロミアのこと"friend"って言っていたのと、ビルボがトーリンを"friend"と呼ぶのと、すごく重なるところ大きいですね!ボロミアとトーリンに共通の"redemption"というテーマ、PJはかなり強調して描いているのかもしれませんね。

「パディントン」日本ではいつやってくれるのかな。待ち遠しいです。

Emmaさま、

うわあ、アイス・ストームの中、命がけで映画を観に行くなんてやめるに限ります!
今日も穏やかに晴れ上がった青い空、冬だけは東京あたりがすごしやすいですね。

人っ子一人いない真夜中の巨大ショッピングモール、さすがにちょっと不気味でした。
ただ、終電に乗ってみると、女性の多さにびっくりしました。女性が一人で真夜中に出歩けるというのは、日本の外に出たら決して当たり前のことではないわけですが、その自覚あまりないのかもしれませんね。

_ jade ― 2015/01/12 14:16

みなさま

すみません、関係ないけど、ジェリーの 'How to Train Your Dragon 2' 『ヒックとドラゴン2』がゴールデン・グローブ賞のアニメ映画賞をとりました〜〜!!! ばんざ〜〜い!
はよ、日本公開してよぉ〜〜! 公開しない映画会社よ、深〜〜〜〜く後悔せよ。

_ Emma ― 2015/01/13 13:08

gmさま jadeさま Sootyさま

週末は氷点ちかくまで気温が上がるはずなので、熊さんに会いに地元の映画館へ。ドラゴンのディスク借りてジェリーの声を聞こうとおもいます。
トーリンさまはIndy南のIMAXでないと暗くぼんやり、3Dメガネで頭痛になるなあ。

日曜午後暗い曇り空を恨めし気に自宅の窓から見上げていたのですが、予報から数時間遅れて冬の嵐到来!
気温が下がるにつれ、Rain、freezing rain, sleet & snowと気象の教科書通り!
今日除雪するとき、2”以下の雪がスルっとはがれる感じ。コンクリートの上は薄い氷でツルツル。氷点前後の気温で雨が降ると道路はツルツル。TV報道では道路から滑り落ちた車がいっぱい。

冬の快適さ、ハワイのまあちゃんが一番快適、次はUK南部のSootyさま、その次が日本のの皆様、そして私一人が冷蔵庫と冷凍庫暮らしみたい。でも住めば都。除雪のあとのハーゲンダッツがおいしかったです♬

_ grendel's mum ― 2015/01/13 18:16

jadeさま、

わ〜い!  おめでとうございます!\(^O^)/∈^0^∋\(^O^)/\(^O^)/
これでやっと日本でも上映してくれることでしょう。
早く見たいわ〜。

ところで、室町コレドのTOHOシネマズのこと、別記事にしますね。

Emmaさま、

パディントン、日本ではいつ会えるのか?でもけっこう日本でも児童文学の古典になっていると思うので、きっとやってくれると信じています。

Emmaさま、なんだか雪かきのプロって感じ〜(^0^;)

冬はSootyさまお住まいの街は寒くて暗いですよお。快晴の日が少ないし、冬だけは東京の方がずっといいです。
もちろんまあちゃんの南国が一番でしょうね。

_ Emma ― 2015/01/14 04:07

gmさま

ええ、UK南部でも東京より寒いのですか?
暗い空、は想像つきます。米人は英国紳士の暗さと気難しさ(コリンのMr Darcy風)はUKのお天気のせいだ、と思ってます。半分まじめに ははは
USでも北国・雪国の地方では冬の寒さより連日の曇り空で鬱状態(キャビン・フィーバー)になると言われています。

我が家、朝から快晴♪ でも戸外は12度(摂氏のー11度) ブルブル
昨日は庭木すべてが雪に覆われて真っ白でしたが、今日は枝が氷に包まれて光ってます。もちろん芝生は真っ白。バードバスには6”の雪。
雪かき、出張しておてつだいしましょうか(笑)ショベル・プッシャーで長いドライブウエイとサイド・ウオークの除雪は手慣れたものです、がマシン(snow blower)時々使うだけなので、噴き上げた粉雪が舞い戻ってくるたびに、一番効率よく楽な除雪は?と毎回頭を悩ましています。毎回風の向きや雪質は同じではないし。これがプロ並みになる前にSF地区へ戻らなくちゃ。
ハワイの次に快適なのはSF地区です!だってあそこは冬も夏もなくて、大自然と都会、両方楽しめますもの。

で、肝心のトーリン様。木曜にIndyへ行く予定です。もちろん明るいほうのIMAX.
同じIMAX3Dで劇場ごとにこれだけ違うのも珍しい。PJが新技術に挑戦しても、その良さを楽しめる観客は少ないのが残念ですね。いちおうUSでも世界でも興行的には成功してよかったです。

_ grendel's mum ― 2015/01/16 20:57

Emmaさま、

UKの冬は湿度があって、ずし〜んと重たい寒さです。そして何より暗い。乾燥しきってカラカラに晴れた東京の冬の方が楽です。
昨日は久〜しぶりに雨でしたけれどね、今日はまたいいお天気でした。

ところで、PJの新技術への挑戦、多くの映画批評家は、それを正当に評価できる劇場で見ていないんだと思うのです。残念ですよね、なんとも。
興業成績的には十分成功したというのがせめてものなぐさめですが。

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