おかげさまで一周年2011/10/23 10:19



早いもので、このブログを始めて一年と一日が過ぎたことに気づきました。

昨年2010年の10月22日だったのですよね、リチャード・アーミティッジがトーリン・オーケンシールド役に抜擢のニュースに歓喜したのは。
愛するRAが大好きなトールキンの作品の主役級を演じてくれるなんて、あの時はただ夢のようでしたが、リチャードは今、現にニュージーランドで撮影の真っ只中。
『ホビットの冒険』をあらためてじっくり読み直してみました。

私の中では、3月11日の震災を経て、『ホビットの冒険』(そして『指輪物語』)に対する思いはますます強まりました。もちろんリチャードがトーリン役を演じるのだというのも、大きいのですけれど!(*^_^*)


トールキンが描いたホビットの物語って、寓話(アレゴリー)ではありません。読者一人一人が自由にそれそれの思いを重ね合わせながら読まれるべきものだと思います。ですから、以下に書くことはあくまでも私個人の思いにすぎません、とあらかじめお断りしておきますね。

私には、これらホビットの物語が語りかけているのは、何よりも「手放すことの勇気」ではないか、と思えてきたのです。そしてそれが出来るのは小さなホビットなのだと。
1960年代にホビットたちが草の根の平和運動のシンボルになったことの意味が、ようやく心に染みるようになったわけです。

『ホビットの冒険』では、トーリン・オーケンシールドが渇望してやまない「アーケン・ストーン」、そして『指輪物語』では「すべてを統べる指輪」を手放すという選択をしたのが、小さなホビットです。

もちろん、ホビットたちとて、易々とやり遂げられたわけではありませんし、多くの犠牲も伴いました。『ホビットの冒険』では、トーリン・オーケンシールドという偉大なるドワーフ王が、自らの過ちを命をもって贖うことになりますし、『指輪物語』では、フロドはこの世では癒し得ない傷を負ってしまいます。

絶対的な「力」、でも人間には制御ない「力」、それを手放す勇気って、今の日本になんと力強いメッセージとして響いてくることだろう、と思うわけです。

来年の12月にはいよいよ、『ホビット』の映画の第一部が公開です。

これからも、リチャード・アーミティッジ+トールキンの二本立てで、微力ながらこのブログ続けて行こうと思います。
どうぞよろしくお願い致します!

コメント

_ ym ― 2011/10/23 22:53

一周年おめでとうございます。gmさまの朗らかな文章とRAに対する揺るがない熱意にいつも感心しています。今後もどうぞ楽しみながらお続けください。

そして今後の課題は、RAが来年万一映画の公開で来日した場合、RAにインタビューできるように人脈を開拓することですね。私にはあまりいい知恵はありませんが、何か良さそうなアイディアがあったらお伝えします(小さな親切、大きなお世話?)。

でもご本人を目の前にしてただただ黙って目を輝かせてその姿を鑑賞し、インタビューの時間が無くなってしまったら笑っちゃいますね。それに対してのRAの反応はわかりませんが、ひょっとしたらよくある光景なのかもしれません。

_ grendel's mum ― 2011/10/23 23:36

ymさま、

ありがとうございます!
「朗らかな文章」だなんて、もう!「能天気な文章」でしょ、ちゃんと自覚してます。文は人なりですからね。

RAがもし来日してくれたら、そりゃあ・・・インタビューしたいです。ファンだなんておくびにも出さず、冷静にプロフェッショナルに振る舞うわ。へへ、どうせ夢なんだから何とでも言えるのだ。

_ jade ― 2011/10/23 23:54

おお、もう1年経ちましたか! それはおめでとうございます。

来年もしもリチャードが来日したら、わたしはそのインタヴューしているGMさまとされているリチャードの二人を眺めたいなあ。

ところで、今日の The Independent に、「これまで未発表のトールキンの絵が今週出版されて、新たな光を投げかける」と載っています。
最後の段落にご注目。

http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/books/news/lost-hobbit-images-get-first-showing-2374676.html

_ dante ― 2011/10/23 23:57

わあ〜。もう一周年なんですね! おめでとうございます!

「手放すことの勇気」。本当にそうですね。
手放すって、とても難しく、とても大切なことだと感じます。
あらゆることにあてはまりそうな気がします。
愛にしても、執着を愛と勘違いしがちだし。
とっぴな発言で恐縮ですが、般若心経の世界にも通じる気がします。

ところで、インタビュー、いいじゃん、いいじゃん! 是非是非〜!!

_ grendel's mum ― 2011/10/24 08:48

jadeさま

ありがとうございます!
すばらしいニュースですね。\(^O^)/「トールキン・エステイトがお金を出してボードリアン図書館所蔵のトールキン・コレクションがデジタル化されて、カタログがつくられる」なんて!

これでトールキン研究もぐっと発展することでしょう。願わくば、クリストファー・トールキンが持っている遺稿なども、すべてデジタル化してくれて、誰でも利用できるようになるといいのですけれどね。もうクリストファーもお年。早く決断してほしいです。

映画化でどの程度トールキン・エステイトが潤うのか知りませんが、未来に貴重な資料を伝えるために、是非とも全デジタル化をしてもらいたいものです。まだ未発表のものが山ほどあるのですもの。トールキンの"Fall of Arthur"もその一つ。気になりますよねえ。

_ grendel's mum ― 2011/10/24 09:01

danteさま、

ありがとうございます。本当にそうですね。特に『ホビットの冒険』でトーリン・オーケンシールドが過ちをおかすのは、執着と愛の勘違いだと思いますし、それって、シルマリルをめぐるエルフの過ちとも共通します。愛の対象それ自体は至上の美を体現するものであったとしても、それが執着になった時の悲劇を描いているんだと思います。

おっしゃるように、これは色々なことに通じることでしょうね。
「般若心経」ですか!年に数回は聞いているはずなのに(^o^)意識したことありませんでした。反省。

_ bccmee ― 2011/10/25 04:48

Huge congratulations on your one-year anniversary! I wish you many more to come. You are providing a great service to the Richard Armitage community. Your blog is an excellent stop to see the latest news about The Hobbit. Thank you for all you do! :)

_ grendel's mum ― 2011/10/25 09:29

Bccmee, thanks so much for the kind words. Honestly, if my
blog is worth anything, it's all thanks to your fabulous works!

As you said in your blog, isn' it wonderful that RA fans have
such camaraderie across the borders? United under King
Richard, indeed!!

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