『ハンニバル』エピソード10 の 予告編 ― 2015/08/06 09:18
リチャード・アーミティッジ演じるフランシス・ダラハイド。最初のエピソードでは言葉を発しなかった彼が、レッド・ドラゴンへと変身を遂げ、いよいよ始動!という感じなのでしょうか。
リチャードの演技は大絶賛されているようですし、楽しみですね!
コメント
_ jade ― 2015/08/07 23:14
_ grendel's mum ― 2015/08/08 08:30
ひょえ〜、ハンニバル、そんなところにも登場しましたか!あ〜、でもね、カニバリズムだけはやっぱりダメだ〜、見られない。
_ NEKO ― 2015/08/09 13:54
(「なんだかへんなものを拾いました。ので、とりあえずくわえてきてみました。」と言いたいのだが興奮気味で人間語がしゃべれないらしいNEKO。)
↓
https://twitter.com/BryanFuller/status/630198318442741760
_ jade ― 2015/08/09 19:00
ぎえぇ〜〜! 何ですかこれはぁ〜〜!!
_ NEKO ― 2015/08/09 19:42
でしょー????
WETA仕様の特殊メイクを見慣れてるだけに
いろんな意味でびっくりして思わずねこ語になっちゃいました。
ほんと、なんなんでしょあれ??
_ grendel's mum ― 2015/08/09 21:04
ぎょへ〜〜!
ブレイクの絵のレッドドラゴンに変身する場面と関係あるんでしょうか?(◎-◎;)
これはEmmaさまかまあちゃんか、ご覧になった方に聞いてみないと真相は分かりませんね。
_ Emma ― 2015/08/10 02:24
皆様情報が速い! さすが時差が半日以上、かつインターネット社会!第10話はリチャードがメインなのですが、このツイートで話題になっていることも印象は強いです。まあ、いってみればシリーズ全体のThemeでもあるし。
S3第1話でいろいろ回想シーンがありましたし、トレイラーでもこのBedelia(ジュリアン・アンダーソンの役)が喉に舌を詰まらせた男性の口に手を入れて助けようと。。。。究極のヘルプは舌を取って問題解決、苦しさから解放してあげる!?
S3第1話ではこのエピソードをハンニバルと話していました。
犠牲者の舌を食べる話はいろいろな場面で語られますが、写実的な表現ではないです。でもこの女医による同じ殺人シーンを2度も見たくはなかったです。フラッシュバックがしつこいくらい多用されています
以上のシーンはFBIのウイル・グラハムがBedeliaをインタビューしているとき出てきます。
まず第10話の最初は刑務所の精神病棟にいるハンニバル。彼とフランシスの電話のシーン。第9話の最後はリチャードの声だけでしたが、今回はI am becoming a great red dragon.とつとつと告げるフランシスが画面に登場。あとハンニバルをリスペクトしていること、あなたに認めてもらって嬉しい、光栄だ、だったかな?(セリフわすれました)
ハンニバルがフランシスに口と言葉の障害について聞き、あだ名はないか?Tooth Fairyと答えるフランシス。
そのあとBedeliaのダンテについての講義シーン。DanteのInfernoでGate of hellになる前はMouth of hellだった、ふむふむ。(第2サークルの地獄で嵐に傷め続けられる恋人たちパオロとフランチェスコ、オペラは綺麗ですが、よくあるお話でしたよね。)
講義の終わりごろにウイルが階段教室へ来て、講義のあと上記のインタビューシーンです。
Dandeの講義はS3第1話でハンニバルはイタリアで行うシーンがありました。なかなか知的好奇心をそそるTV映画です。
今回やっと待望のシーン。フランシスが盲目の彼女を動物園へ連れて行きます。タイガー見たくないか?寝ているタイガーにさわれるよ。
そのあと実際にテーブルの上で動かないタイガーに彼女は触ります。口と牙に彼女が触るとフランシスは吐き気をこらえるみたいに、手で自分の口元を抑えます。彼女はタイガーの体に顔をすりつけ、上半身でタイガーをハグ。
フランシスの自宅で、彼はやっと心を許し始めたように、自分の顔と奇形についてぼそぼそと。
彼女がカクテルグラスにお酒を入れ、オリーブを入れるとき、フランシスは離れていきます。(心の葛藤?)だんだん彼がいなくなる雰囲気を感じ取って探す彼女。椅子にかけているフランシスを探し当て、彼の顔にさわり、次に床へ膝をついてフランシスの脚(太ももです)にさわり、タイガーにしたように顔をうずめて両脚を抱え込みます。(おいおい!それじゃフランシスを誘ってるよ!)
フランシスは持っていたカクテルグラスを床に落とし、(はい、お決まりのショット。グラスが割れて飛び散るスローモーション)急に立ち上がって彼女を抱きあげて奥へ消えます。
ベッドシーンは象徴的というか、ブレイクのレッド・ドラゴンの絵と彼らの体の一部(手とか肩、顔ほか)が実に上手に組み合わさっていました。
レッド・ドラゴンが人間の女性をレイプするシーンを表現しているのでしょうが、みごとなモンタージュ。いわゆるベッドシーンではないです。
早朝、薄暗い寝室。ベッドの端に腰かけてトランクスを身に着けて(それまでは裸体だったのでしょうが、薄暗すぎて体は良く見えません。期待したファンには残念でしょうね ははは)
アティックへいくフランシス。第8話でフランシスがレッド・ドラゴンになるシーンと同じ音楽。第10話でもブレイクの絵の前でレッド・ドラゴンに変身していくフランシス。
寝室へ降りてきたら、起きてきた彼女と、楽しい夜だったね、と話しかけられ、そうだね、と答えるフランシス。帰宅したい、という彼女にたいし、送っていくよと答えるフランシスはまだトランクス姿。(お洋服きましょうね、Vanだから乗用車ほど運転席は道路から見えないけれど 苦笑
リチャードほど見眼麗しい体のアクター以外がフランシスなら、この演出はできなかったんじゃないかなあ。
FBIのウイルとハンニバルのインタビュー。後者がウイリアム・ブレイクのGreat Red Dragonを知っているか、と質問。ドラゴンのテイルにとらえられている人間の女が命乞いしている絵うんぬん、とウイルに説明。
フランシスのスーツ姿(やっと麗しい我らがリチャード♪)
NYCのブルックリン美術館へ。休館日でも研究者には特別に応対、と説明しながら館員が奥へ案内。研究について聞かれ、まだ駆け出しだ、と答えるフランシス。
一般公開していない原画を出してきて、ルールだから、と言いながら館員がカバーを開きます。
突如女性の館員を襲って奥へ引きずっていくフランシス。テーブルへ戻ってきたら絵を取り出して絵の縁をちぎって食べます。徐々にウイリアム・ブレイクの他の絵、人間の子供を食べている別のシリーズの絵をほうふつさせる鬼気迫る顔つきでむしゃぶりつく感じで絵を食べているフランシス。血はなくても怖かったです。
今日ブレイクの絵をみたいという人はあなたが二人目です、と受け付けて言われ、絵のある部屋へ案内されてくるウイル。
館員の名前を呼びますが無人の部屋。ウイルが部屋の奥を見るとドアの下から血が流れてくる! 物陰に隠れていたフランシスがウイルを襲って床へ投げつけました。
ウイリアム・ブレイクの聖書を題材にしたいろんな絵はネットで観れますので、探してみてください。ごく一部は穏やかできれいなのですが、奇妙な物と怖くなる絵もおおいのでご注意を。
_ Emma ― 2015/08/10 05:37
リチャードのセリフですが、ブレイクの絵のドラゴン、しかもしょっちゅう画面にでてくる羽と両脚を広げ、大きな尻尾をもつ特定のドラゴンなので、the Great Red Dragonになろうとしているわけですよね。
恋人の盲目黒人女性はThe Great Red Dragon and the Woman Clothed with the Sunと題された絵の女性の衣装になって画面に登場。いろいろ短いショットがたくさん登場します。
一瞬できりかわったり、他の画像を上にかぶせたり、映像的には見ごたえあるシーンでした。
あと、gmさまたちが沸いている内容を特定できていません。特殊メイクは一瞬、フランシスが被害者を襲うときの顔と口くらいで、一瞬なのでホビットのようなのとは違いますね。
RA登場時間、ものすごい体の露出時間が長いですね。サー・ガイ以上にRAの体を見せることで番組をもりあげたい?でもセクシーさはなくて、彫刻像を思わせます。生身で暖かく、かつ優美に動くのですけどね。
あの一連のツイートの中に、下着のモデルとドラゴン役を同時にこなすのはたいへんだろうな、とあって笑いました。
均整の取れた綺麗な体の写真 💛
ベッカムみたいに下着モデルに選ばれたりして。
_ grendel's mum ― 2015/08/10 09:11
詳細なレポート感謝です!ありがとうございます。≦(._.)≧
手にとるように解説して下さってうれしいです。リチャードがこの役を引き受けようと思ったのは、彼がとても興味を持っているらしいブレイクと関連していたからかもしれませんね。ブレイクの絵のレッド・ドラゴンと一体化しようとするキャラクターへの興味というのが、もしかしたら一番の理由だったりして、と思いました。
ベッドシーンもそんなスタイリッシュな演出なんですね。ほんとに洗練されたTVドラマだということが、さまざまなディテールから伝わってきます。
リチャード、下着のモデルはねえ・・・引き受けないと思いますけど、でも出演するドラマでも舞台でも、もう裸にされるのは慣れっこですね。あ、トーリンさまだけは例外だったか。
話は戻りますが、盲目の彼女が動物園の虎に触れる場面は、期待を裏切らないものだったようでうれいしいです。原作を読んでいてすごく感じたのですが(書かれた時代を反映しているというか)心理分析のシンボリズムを多用しているんですね。
_ Emma ― 2015/08/11 10:58
楽しめていただけたようで、うれしいです。
心理分析、そうですね。このTVドラマのメイン・キャラクターにはハンニバル含め数人の精神科医、ウイルはFBIのProfiler(日本の警視庁ならどういう職名?)
幼年期の経験とフランシスの狂気の関連、ドラゴン退治でヒーロー云々という子供の成長過程をとりざたする心理学のある学派
他、そうした観点からも興味深く見れるドラマだと思います。
タイガー、ウイリアム・ブレイクのSongs of Experience のThe Tyger
あのかわいいタイガーの挿絵の詩、原作者のハリスはきっと読んでますよね。
あと3回のエピソードでSongs of InnocenceのThe Lamb、羊さんに触れるようにフランシスは彼女をPetting zooへ連れて行くかしら?
_ jade ― 2015/08/12 18:32
今話題のブレイクですが、本日が命日だそうです。1827年に亡くなりました。ちなみに、クレオパトラも命日とのことです。
http://www.bl.uk/people/william-blake
こちらは、上でEmma さまが触れていらっしゃる The Tyger のページです。大英図書館所蔵。
http://www.bl.uk/romantics-and-victorians/articles/an-introduction-to-the-tyger
_ Emma ― 2015/08/13 02:54
おお、とてもわかりやすい詩の解説ですね。URL紹介ありがとうございます。ブレイクの命日でしたか。彼は亡くなられたときは讃美歌を歌いながら、天使のような安らかな顔だったとか。彼の信仰、信条、政治他の思想は革新的だったようですけどね。
ダンテの「神曲」の挿絵の途中で残念でした。
gmさま
RAnet.comにハンニバル撮影裏場面、グリーン・スクリーンを背にしたリチャードのレッド・ドラゴン!最近見たリチャードのちょっと面白い着ぐるみ姿?と同じ人がツイートしてます。
第10話でレッドドラゴンの背中が見えるベッドシーン。リチャードが演じていたわけですね。まるでドラゴンの絵をかぶせて写したような、実にうまいな~~
前回のツイートの写真は肉襦袢風、リチャードがツイートした写真は彼の肌に描いているみたいでしたが。使い分けているのかなあ。
フランシス(リチャード)が突然人間からドラゴン姿に変身するシーンはありませんでしたが、残る3話で見れるのでしょうね?!
Aliさんが第11話のトレイラーをアップなさってます。Amazonから支払われたお金を寄付した報告とともに。
みなさま
雨林のUK,Fr,USでお買い物の際は一度RichardArmitageNet.comへ行き、そこにある雨林のバナーからお買い物なさると、サイト管理者は彼女が受け取る手数料全額を寄付なさいます。
世界各地のRAファンの買い物による寄付金の額はちりもつもれば。ひと手間かけて寄付に協力いただけるとうれしいです。
あ、わたしはAliさんの献身的な活動に感謝してこのgmさまのブログ同様にAliさんサイトを応援するいちRAファンです。
_ grendel's mum ― 2015/08/15 14:27
BlakeのTygerの詩のすばらしい解説へのリンク、ありがとうございます!Blakeは奥が深い。リチャードが好きというのも納得ですね。
Emmaさま
おお、トレイラー、記事にせねばですね、ありがとうございます。
はい、amazonで買い物する時には、Aliさんのサイト経由がいいですね!リチャードも喜んでくれると思うし。
_ grendel's mum ― 2015/08/15 14:42
ツイートの写真、見ました。すっご〜〜〜い!
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ハンニバルって、朝食に殺した相手の舌を食べている時の心拍数が80だって!?