Hobbit in 5 (4)2011/02/17 20:32



Hobbit in 5の4回目です。明日の金曜日には5回目が出るはずなので、ご紹介が一週間ずつ遅れてますね、すみません。出張やら「季節労働」やらで忙しくて・・・。


撮影開始は3月21日に決まったようです。う〜ん、お彼岸だっていうの、ひっかかる。25日にしてくれればよかったのに。

さて、次に話題に上がったのが、イギリス政府がイングランドの公有林を民間に売却しようとしているニュース。これはイギリス国内でも大反対の声が上がっていますね。
http://www.guardian.co.uk/environment/blog/2011/jan/17/labour-english-forests
ファンゴルンの森、エントたちの生みの親であり、樹をこよなく愛したトールキンが聞いたら、どんなにか憤慨することでしょう。

今週のキャラクター紹介は、ビルボ・バギンズでした。指輪を所有するに至った経緯などさすがに主役なので、別格の扱いですね。LotRの動画と一緒に紹介されていました。今度ビルボ役をつとめるマーティン・フリーマンについても、今までのキャリア、アマンダ・アビントンという女優の奥さんがいること、モータウン・ミュージックのファンだということなどが紹介されていました。レポーターのレベッカさん、「ビルボがマーヴィン・ゲイのファンとはね」なんて言っていましたが。

最後にガンダルフのフィギュアがもらえるライティング・コンテストの案内。'You Shall Not Pass Up This Contest'というのだそうで、'Thorin'という言葉を入れて詩などを作って応募するみたいです。C19のDamarisさんがTHORIN OAKENSHIELDの文字が頭文字になるような「折句」(acrostic)で詩を作っていました。偉い!

Thorin our quest-lead / Throne-Dwarf of Durin,
Harp-lord and hero / Hoard hunter brave,
Orcrist thy Troll-plunder / Arkenstone calling,
Ripped 'Heart of Mountain' / rest in thy grave.
In youth, 'neath East Gate / Armed against goblin
Nearly thy breath lost / Broken thy shield,
Oak bough thou hewest, / Erebor's finest
Arced through the battle-air / Brought foe to yield.
King Under Mountain / Marked then for Glory,
Exiled no longer / Erebor's lord,
New hope thou gave us. / Greatbeard, we follow, 
Swing now the axe blade / Unsheath the sword.
High flying Eagles / With Elves, Dwarves and Menfolk, 
Into the war-fire / Weapon-points gleaming.
End shall be bloody. / Boldly embrace it. 
Lie stillled 'neath Orcrist / Arkenstone beaming.
Death shall be welcomed, / warrior's wyrd. 

Hobbit in 5 (5)2011/02/19 23:17



一昨日アップされたYoutubeです。


まずは12日に開かれた記者会見のことから。13人のドワーフの描かれ方ですが、それぞれ際立った個性の持ち主でありながら、まとまりのある集団だということで、もちろんそうじゃなくっちゃね!

次にクリストファー・リーのBAFTAでの受賞の話。ドラキュラをはじめとする彼の輝かしいキャリアが簡単に紹介されました。

知らなかったのは、LotRで滅びの山として使われた、Mt Ngarurhoeを今回は使わせないという見解を地元のマオリ族が表明したということ。マオリ族にとっての聖なる山なのだそうですが、また一つPJの胃によくないニュースですね。

今週のキャラクター紹介は、BofurとBolgでした。ボファーはジェイムズ・ネズビットが演じるドワーフで、トーリンを初めとするドゥリンの一族に属していません。ドラゴンのスマウグを退治しに山に入って行った時にも、兄弟のBomburと一緒に仔馬の番に残っています。ジェイムズ・ネズビットの紹介もされました。RAとも共演したCold Feetでブレイクし、Waking Neddという映画では豚飼いのFinnという役をやったこと、それからジキル役にも言及されていました。この役でゴールデン・グローブにノミネートされたんですね。レポーターのお姉さんは、JNのファンだそうです。彼、最近植毛したんですよね、ここでは言及されていませんでしたけど。二人の娘がいるそうです。たしか家族を連れてNZに来てるんですよね。

もう一人紹介されたのは、ボルグという霧ふり山脈のゴブリン(=オーク)です。『ホビットの冒険』では、トールキンは「オーク」ではなく「ゴブリン」という言葉を使っています。ボルグはAzogというゴブリンの王様の息子で、『ホビットの冒険』におけるクライマックス、「五軍の合戦」ではオークとワーグを率いて来ますが、ベオルンに倒されます。ベオルンは熊に変身する、いわゆる北欧神話のberserkerです。映画では間違いなく見せ場の一つになることでしょう。ちなみに、Beorn役はスウェーデンの俳優、Mikael Persbrandtに決まっています。Beornはもちろん、ちゃんとキャラクター紹介を別個にされることでしょう。


『ホビット』の映画セット2011/02/22 11:01





TheOneRing.netに映画のセットの写真が何枚か載っています:

これはどこのセットでしょうねえ? 森のエルフ王、Thranduilの広間でしょうか。
わくわくしますね!

もう一枚、撮影されたのはかなり前と思われますが、Hobbitonの様子です。


Sound & Spirit2011/02/24 17:33

『指輪物語』にインスパイアされた音楽についての、ファンタジー作家エレン・カシュナーが案内するラジオ番組です。一時間ありますが、とても面白いのでお勧め!
エレン・カシュナーの本は『吟遊詩人トーマス』と『剣の輪舞』を読んだことがあり、思いがけないうれしさでした。
彼女のこの番組でのLotRについての解説、とても分かりやすく、さまざまな視点を網羅していて素晴らしいと思います。紹介される曲も盛りだくさんで、聴き応えがありますし。
リチャードが歌うドワーフの歌を聞くのがますます楽しみになりますね。

Hobbit in 5 (6)2011/02/27 19:36

Hobbit in 5の6回目です。
もちろん最初のニュースはNZを襲った地震。惨状の映像、赤十字などのURLが紹介されていました。
次はドワーフのKili役を演じるAidan Turnerの髭に関するEntertainment Weeklyのインタビューが紹介されていましたが、記者会見でリチャードの左隣に座っていて、一際その濃い髭が目立った彼、試しにどんな感じになるか髭を伸ばしてみているとのことです。
今週のキャラクター紹介は、Bomburでした。原作でもこのふとっちょのドワーフはコミカルな役回りです。演じるのは地元NZ出身のStephen Hunterで、主にTVで活躍していたようですが、ぱっと見にもBomberぴったりって感じですね。