The Crucible 9回観劇 夢の跡2014/08/28 13:47

ロンドンThe Old Vicでの一週間で9回のリチャード・アーミティッジ・The Crucible観劇、その夢の跡です・・・

最後の23日夜の観劇の後、チケットにサインしてもらいました。

最前列F列で5回、二列目G列で4回。なんて幸せな体験だったのでしょうか。

リチャードの圧倒的なphysical presence、あの声、あの目力。3時間半x9回のあの至福の時間、一生忘れません・・・。

これは21日にプログラムにサインしてもらったもの:


台詞を読み返すと、今も舞台が鮮やかに蘇ってきます・・・。9回も観ればね。(^0^;)

コメント

_ satsuki ― 2014/08/28 19:28

おお!流石に9枚も並べると見応えがありますね!

ところで、このパンフのプロクターの後姿、雰囲気あって良い写真ですね〜。素敵。ただ、農夫には見えないかも(^◇^;)
額に入れて飾ってもお洒落ですよ、きっと。

_ grendel's mum ― 2014/08/28 21:08

satuskiさま、

リチャード、舞台では虫くい穴が一杯あいた重たそうな黒のジャケットに着古した感じのだぼだぼのズボン姿。紺色の襟なしのシャツの首元にスカーフを巻いていまして、帰宅するとそのジャケットとスカーフを椅子に掛け、水をはった大きなたらいの前でシャツを脱ぎ、上半身と頭を洗うわけです。(^o^)
この写真のコートは丈が長いから後ろ姿、農夫っぽくないけれど、舞台ではすごく屈強な農夫に見えましたよ!誇り高くて剛健な感じ。

_ jade ― 2014/08/28 22:53

これだけ見たんだよ!って、チケット全部にサインしてもらったら良かったのに。

紙の封筒とかに入れて、変質しないように大事にしてね。

_ NEKO ― 2014/08/28 23:19

9枚のチケットが大輪の花のようです。壮観ですねぇ。
さすがはgmさま。

satsukiさま
ほんとにすてきな写真ですね、このプログラム。

mixiで知り合ったカナダ在住のRAファンの日本人女性がいらして、
彼女は9月にロンドンに突撃するそうです。
どうかその日に水漏れが起きませんように。
後姿のプロクターは何を思って歩くのでしょうか

_ grendel's mum ― 2014/08/29 16:50

jadeさま、

そうよね。。。せめて「これが9枚目です」ぐらい言えばよかったんだけど、とにかく頭真っ白、ほとんど何も記憶にない。(__;)
チケット、そうね、保存方法考えないと。

NEKOさま、

劇場側も公演をキャンセルするのは大損害ですから、もう二度と起きないように手を打っていることでしょう。
clariceさまは水漏れ解消直後(=RAが一日喉を休めた後)に二公演、最前列で観劇なさったようですよ!感想伺いたいですね。

このプログラムの写真、森ですよね。この作品に於ける森ってすごく象徴的だと思います。森は少女たちが黒魔術の儀式を行った場、セイラムのキリスト教徒たちのコミュニティが近づかない、異教空間でもあり、太古からの人間の欲望や願望や想像力を包み込んでそれを解放させる底知れぬ闇でもあり・・・必死に「まっとうなキリスト教徒」や「理性」の側に留まろうとしたジョン・プロクターですが、はからずも、アビゲイルという女性とおかした罪ゆえにその闇に引き込まれていくわけです。ですから、この森をうつむいて歩くジョン・プロクターの後ろ姿、もしかしたらもう魂がこの世を離れた彼が、すべて達観した気持ちで森を歩いているのかな、なんて思ってしまいます。ジョンの台詞に"we are only what we always were, but naked now"っていうのがあるのですが、すべてをさらけ出し、人間の醜悪さや偽り、狂気もすべて見届け、誇りを取り戻してあの世へ旅立ったジョン・プロクターの哀しみ、そんな後ろ姿だと思います。

_ jade ― 2014/08/29 18:12

こちらで、The Crucible の音楽を聴けます。6分21秒。

http://www.richardhammarton.co.uk/Richard_Hammarton_Composer_&_Sound_Designer/Listen.html

舞台を見た方達は、思い出すよすがにして下さい。見てない人は、想像する助けに。

_ jade ― 2014/08/29 18:15

あ、2曲入っていました。Ash という曲もあります。こっちの方が聞いている人が圧倒的に多いですね。2分55秒。

しかし、曲聞いただけで重い・・・。

_ grendel's mum ― 2014/08/29 18:49

jadeさま、

おお、ありがとうございます!目に浮かびます!
The Crucibleというのは、冒頭、ティチュバがるつぼを手に出てきて、その後次々とキャストが登場する場面。舞台にはスモークが漂ってなんとも不吉な感じなのです。リチャードは椅子に座って頭を抱え込み、他のキャストが一人二人と立って椅子を手に立ち去って行く中、一人最後まで舞台上に残って、やがて彼も椅子を肩にかついで退場するんですよ。
Ashは、第二幕の幕開け、黒いashがひらひらと雪片のように舞い降りてきて、最後の悲劇へ突進していくことを予告させるところですね。

_ Emma ― 2014/09/01 10:37

gmさま

とっても素敵なプログラム、ありがとうございます。ハワイへ持ち帰って送ってくださったまあちゃんにもありがとう~~!
紙質の良い中身の濃い良いプログラムですね。この森へ向かう後ろ姿、舞台ではないのですよね?あの円形の舞台では映像で森を表現するスクリーンもつかえないはずだしなあ。
ミラーがこの作品を書く背景の話、ローレン・バコールとハンフリー・ボガード率いるハリウッド勢が赤狩り公聴会へ向かうものとか貴重な写真と解説もあり、読み応えあり。劇場でリチャードを観る代わりには無理でもとっても楽しめました。お心遣い感謝です。

Satsukiさま Kaoriさま Miyukiさま 

3月8日、日曜日に梅田でElevenishでのブランチは都合つきますでしょうか?詳細はgmさま経由でこれからご相談ということで。
8日の朝10時過ぎに伊丹着で梅田へ移動。1時半ごろには阪急で夢の国へ向う予定です♪

jadeさま

3月7日の土曜日の午後お時間いただけると嬉しいです。いまから来年の話、鬼が笑うのを覚悟で来年3月6日成田着で旅程確定しちゃいました。鬼がおへそで沸かすお茶の味はいかに?日本の鬼なら御抹茶かしら ははは

_ grendel's mum ― 2014/09/01 21:09

Emmaさま、

プログラム、楽しんでいただけてよかったです。はい、あの森へ向かう後ろ姿の写真、舞台ではありません。椅子と机、ベッドだけのシンプルな舞台で、そのむき出し感がかえって効果的だと思いました。

みなさま、

Emmaさまが3月初めに久〜しぶりに日本の地を踏まれるとのことで、せっかくですので、東京と関西でオフ会が出来たらと企画しております。東京では3月7日の夕方、大阪(梅田?)では3月8日の11時頃の予定です。
もしご都合つきそうな方で、私のメアドをすでにご存知の方はメール下さい。ご存知でない方は、名前の下の「メールアドレス」(私にしか見えません)を記入いただき、その旨、コメントしていただけましたら、私からメール差し上げます。

どうぞよろしくお願い致します。

_ jade ― 2014/09/01 21:30

海外の劇場でそういうりっぱなパンフを作るって珍しいですね。日本なら当たり前ですが。

Emma さま

当日空けてお待ちします〜! (^o^)/

_ Emma ― 2014/09/02 04:28

jadeさま

うわ~い!今からお会いするのがとっても楽しみです。
歌舞伎好きにお能をつきあわせてしまうのですね、ごめんなさい。でも今回はあまりにタイミングが良いので逃せませんゆえご容赦を。01年の日本旅行では同好会の発表会を観たのですが、お能と仕舞い、USではほとんどみられないとはいえ、う~む、という出来でした。

立派?なブックレット、SF OperaやChicato Lyric Operaでは毎公演無料でいただけます。ただし、分厚い雑誌の3割以上は宣伝のページ。演目のシノプシス、初演時の情報、過去の上演の写真と説明、アーティストたちのプロフなどなど。無料なので文句は言えませんが、保存したいと思うのは10ページぐらい、という代物なのがUSです。
ロシアのバレエ団がSF公演をしたときのプログラムは販売していたような記憶が。通常USの演劇ではPlaybillだけで、しっかりしたプログラムは配布も販売もないですね。
映画はいかに大作、人気作であってもブックレットもスーベニアも映画館では売ってないですし。いろんな面で日本のファンたちは恵まれていると思います。

gmさま

舞台の情報がでたとき想像した通りのアブストラクトな舞台だったわけですね。この作品、映画は別にして、SFで見たときも舞台はごく簡素でした。最近はグランド・オペラでさえ、モダンな衣装だったり、簡素過ぎる舞台で、これは夢が見れなくてブー!なことが増えました。

東京オフ、3月の午後4時過ぎはもう「夕方」なんですね。
東部夏時間今日は曇りですが、お天気さえよければ午後8時過ぎでも明るいのでピンとこなくて、鬼が笑うはずです ははは

_ grendel's mum ― 2014/09/02 20:36

Emmaさま、

3月初めの午後4時はそうです、夕方ですよ。もちろんまだ暗くはないでしょうが。

これでもか〜って華やかできれいな舞台はムラでお楽しみ下さいね。お能の後だと、The Crucibleの後のヅカと同様の両極端になりますが・・・。

_ Emma ― 2014/09/02 22:43

gmさま

春に夏時間が始まってすぐの数日、突然夜明けが真っ暗!11月に夏時間が終わると突如午後6時が真っ暗! 毎年経験します 笑

「熊野」は幽玄の世界という曲ではないので、gmさまが今回経験なさったようなショックではないはず、ですよ。これぞ幽玄!を経験なさりたいときは明るいものなら「井筒」 うら悲しいものなら「松風」般若をご覧になりたいなら「葵上」がポピュラーな曲ですね。
そうそう、今月の東宝、プールでもOKというアイメイク使わないと狸になっちゃいますよ。

_ jade ― 2014/09/03 00:34

Emma さま

わたしは「土蜘蛛」が能でも歌舞伎でも好きです。と、乱入してみる。あの糸撒くのが好き。(子供染みている)

_ まあちゃん ― 2014/09/03 03:50

おはようございます!

GMさま みなさま

いいなあ~!オフ会。。。特に関西オフ!人生の半分以上を関西に住んでたというのに。。。(涙!)みなさまぜひ楽しんでくださいね^^

プログラム、ほんといい紙に良い印刷でしたね^^ 実はまだ読み終わってないのですが、内容もいいですしね^^ 私もチケットの保存方法を考えねば。今のところ、ほかのと一緒にジブロックに入っていますが。。。!

能や歌舞伎も1~2回見た程度で、ほんと舞台はまだまだ未体験ゾーンだらけですが、奥が深いし良いですよね。日舞を習わないかと東京にいる際によく誘われてたのですが(某家元の娘さんとママ友だったので)帰国したら習ってみようかしら?姿勢とかよくなりそうですよね。

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