リチャード・アーミティッジのIrish project:ブリジット・クリアリー ― 2015/06/07 14:28
コメント
_ NEKO ― 2015/06/07 18:32
_ grendel's mum ― 2015/06/07 21:07
はい、火で脅すだけで妖精は恐れをなして退散し、本当の我が子が戻ってくるというパターンが多いのですが、この事件はなにしろ、そういう妖精信仰を実践してしまって、しかも子供でなく成人女性がチェンジリングとして退治されてしまったという、珍しいものです。
若い美しい女性が、妖精王にさらわれてしまうというお話は、いろいろあるのですけれどね。
あ、そうだ、もう一つお薦めの詩があった。上の記事に付け足しておきます。
_ もんこ ― 2015/06/08 21:36
喜びの奇声をあげてのたうち回りそうです~(危ない)
アイルランドの怖い話アンソロジー等を書いてるBob Curranの本で、ちょっとだけ顛末を知っていたんですが、こんな入り組んだ背景があったとは…!!いかん、管理人様みなさまのリファレンスをたよりに、図書館こもってきます!!
はあ…ここ数か月「Yes!12世紀!」を合言葉にPilgrimageの周辺時代を調べてまして、それだけでも幸せだったのですが、楽しみが増えるばかりであります。
私にとってのアーミティッジさん、毎回の課題が山盛りでついていくのが超大変なんだけど、講義が面白いから絶対外したくないの!!っていう素敵な大学教授のような存在です。ありがたや…
_ grendel's mum ― 2015/06/08 21:57
Bob Curranのなんというご本に取り上げられているのですか?
この事件、100年以上経った今、どう読み解くか、すごく面白いと思います。
アンジェラ・バーク女史のアプローチ、なるほど〜とうならされます。
ほんとにリチャードがこの作品選んでくれて、神に感謝ですよね!
_ もんこ ― 2015/06/09 23:48
A Bewitched Land, Ireland's witches (O'Brien, 2005)という本の中にありました。こちらのはごく端折った感じなので、ご紹介のバーク女史の本を読んでみたいんですが、残念ながら仏語版はなかったです(泣、アマゾンukに送ってもらうしか…)
あと私もイエイツが大好きです~
当時の「妖精」という表現の奥にあるもの、本当に深いですね。
_ grendel's mum ― 2015/06/11 23:40
ありがとうございます。私もその本、早速注文してみますね。∈^0^∋
_ grendel's mum ― 2015/06/11 23:46
amazon.jpではKindle版のみでした。
_ clarice ― 2015/06/25 21:37
お久しぶりです(^^♪
この手の知識はなかったので、ちょこっと読んでみました。
マイケル・クリアリーですが、”妖精伝説”にこじつけて、故意に妻の殺したという可能性はなかったんですか?それとも真剣に妻は妖精に連れ去られたと思ってた?
状況から考えて、どうも前者のように凡人の私には思えるんですが。
この解釈ちがいでリチャードの演技も変わってくる。
そうそう「北と南」DVD、酷かったです(;一_一)
腹立たしいのでUK版観ます。
_ grendel's mum ― 2015/06/25 23:39
マイケル・クリアリー自身は、妻が本当にチェンジリングだと信じていたわけではなかったと思いますよ。でも、「女性が妖精のところに行っていた」というのは、女性が家庭の妻や母親としての義務から逃れて楽しんでいた(浮気の可能性も含めて)という暗喩として使われていたという指摘もあり、最後に彼が逆上したきっかけとなったのが、ブリジットがマイケルに「あなたのお母さんもよく妖精のところに行っていたじゃない」と言ったことだったようなのです。つまり、彼の母親の素行が悪く、彼は私生児だったのかもということをあてこすったと思われ、これで彼は逆上して彼女に油を注いだのではないかと推察されます。
当時としては珍しく「自立した」女性だったブリジットと、マイケルとの夫婦関係もだから、色々と複雑だったようで、このあたり、リチャードがどんな演技を見せてくれるか、すっごく楽しみです。The Crucibleの時も夫婦のすれ違いの場面の演技、すばらしかったですものね!
ところで、DVDの字幕、酷かった?amazonから発送のお知らせメールが今日来ていたので、楽しみに待っていたのですが。(>_<)ゞ
_ clarice ― 2015/06/26 00:23
ありがとうございました。すごく納得出来ました。やっぱりね、って感じです。映像化するには、勇気が必要だし、難しいかも知れませんが、リチャードなら楽しみ(*^^*)
ところで、DVDは、字幕もお粗末ですが、映像がちょこちょこ切られてます。信じられない。名作なのに失礼この上ない。愕然としました。
_ grendel's mum ― 2015/06/26 22:00
えええ〜〜、映像が切られている??そんな暴挙許されるの?
一体どういうことでしょう、ほんと、信じられません!!(-_^:)
_ jade ― 2015/06/27 00:19
まあ! ちょこちょこ切っているなんて許し難いですね。それであの値段?! そんな下らん手間暇かけてないで、きちんとした字幕を付けろっての。
それはもう密林の評にしっかりと文句を書き込んでおいて下さいませ。(~_~;)(♯`∧´)o(`ω´ )o プンプン!
いっそ、ここでみんなで字幕を付けたら? 出来る人がここにはいくらでもいるんだから。
_ grendel's mum ― 2015/06/27 07:52
今ちょっとDVD見る時間ないんですが、でもみなさま、ほんとです、amazonのレビューで抗議しましょう!!許せないわ。
ああ、みんなで字幕ねえ・・・このブログで少しずつやり始めるか?!
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だいぶ前に「イギリスとアイルランドの昔話」という本の中で読んだ記憶があります。
取り換え子に焼け火箸を突っ込むと元のわが子にもどる、というので
おかみさんは火箸を手にベッドへ突進しますが
どうしたはずみか転んでしまい、
それでも必死に立ち上がってベッドへ駆け寄ると
そこには元のわが子がすやすやと眠っていた、
というハッピーエンドなのですが、
これ実際にやったら相当エグい結末になりますよね。
マイケル・クリアリーに非常に興味が湧いてきました。
ある意味、ジョン・プロクターの裏返しとも考えられますよね。
楽しみです!!