リチャード・アーミティッジ のベルリン市の難民施設訪問記2016/03/09 21:07


現在リチャード・アーミティッジは、Berlin Stationの撮影のためベルリンに滞在していますが、リチャードが2015年9月にベルリンに着いた時、プロダクションのオフィスは、政府の要請を受け難民に提供するために、オフィスを引き上げているところだったそうです。

リチャードは3月5日、ベルリン市の難民受け入れ施設を訪問し、それを手記としてツイッターに載せてくれました。https://twitter.com/RCArmitage/status/706190382317568001

俳優の自分に、人よりも勝っていることがあるとしたら、それは「共感」する力だというリチャードに胸が熱くなりました。
着の身着のまま、文字通り命からがら亡命して、ドイツに受け入れられた子供達の姿を見ながら、辿り着けなかったより幸薄い者たちに思いを馳せるリチャード。

子供と風船で遊ぼうと思って持っていったけれど、風船が破裂する音は、爆発の恐怖というトラウマを抱えた子供には歓迎されないかも、と言われたリチャード。
子供たちと一緒に座ってお絵かきを始めたリチャードは、カラフルなパンク・ヘアーの絵をいろいろ描いたらしいです。(^_^;)

レゴで一緒に遊んであげた男の子は、大きな壁を作って、出来上がったと思ったらそれを蹴飛ばしてばらばらに壊して、また作り直し・・・その姿に、その男の子の経験を重ねて見てとるリチャード。

食事の前にお片付けの時間になって、壊れてちゃんと掃けない箒で床を掃いている女の子と笑うリチャード。壊れた箒じゃまともに掃けなくて、食事に行った彼女の後を引き受けて掃き掃除をしたリチャード。

俳優としての役作りで培った「共感」し自分以外の人間の心に寄り添えるリチャード、本当に素敵です。謙虚で物静かでシャイなリチャード、でもこうしてツイッターで発言してくれてありがとう!大好きです!





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アップデート:

リチャードの訪問が3月10日のBerliner Kurier紙に取り上げられました:Kurier


こちらは3月8日のBILD-Zeitung Berlin紙: