RAが『ホビットの冒険』の映画でトーリン役に!2010/10/22 16:47

2006年の夏のこと、North and Southというエリザベス・ギャスケル原作の小説をBBCがテレビドラマ化したものをDVDで見ました。Richard Armitage(リチャード・アーミティッジ)が演じるジョン・ソーントンに一目惚れ、それ以来4年も経ちますが、このすばらしきイングランド人俳優への愛は深まるばかりです。ただ、残念ながらテレビ出演ばかりで、日本の映画館でお目にかかることは出来ませんでした。ごく最近、『キャプテン・アメリカ』というコミックが原作の映画に出演が決まり、これなら日本でも公開されるかも、と喜んではいたものの、このコミック、読んだこともなく、それほどの感激はなかったのです。

ところが!今日、この記念すべき日(!少なくとも私には、です)私の中学生の頃から(i.e., ○十年も前から)の愛読書『指輪物語』の作者J. R. R. トールキンのThe Hobbit (『ホビットの冒険』)の新しい映画に、RAがなんと、トーリン・オーケンシールド(Thorin Oakenshield、ドワーフ王)という主役級の役に抜擢されたというニュースを知り、感動・興奮のあまり、ブログ開設に踏み切りました。

6'2" (188cm)という身長で、それはそれは美しいRAさまが、ドワーフ役というのは・・・でもRAをこのトーリン役で発見した日本の人々が、生身の彼がいかにハンサムかを知った時の驚きはどんなであろうかと想像するのは、楽しいものです。

まったくマメでない性格上、管理が行き届かないであろうことは明白ですが、すでにRAをご存知の方も、まだよく知らないという方も、どうぞRA談義におつきあい下さい。

RAがトーリンに扮したら、こんな?2010/10/24 23:26

RA as Thorin thanks to Hedgeypig
C19のHedgeypigさんがシェアしていいと許可してくれたRAがトーリンになったら〜という写真です。

トーリンはJジョン・ハウの絵だとこんな風です。
http://www.john-howe.com/portfolio/gallery/details.php?image_id=510

LOTRの時のギムリみたいなすごい特殊メイクで覆われちゃう必要なさそう!特に鼻はそのままでいけるし。LOTRの時のギムリは、他にドワーフがいなかったからあれでよかったけれど、トーリンには12人の仲間がいて、それぞれ個性豊かなわけだから、みんながあんなメークじゃ見分けがつかない。だからきっとRAのトーリンは彼の素顔の美しさを残したものになると期待しています。目と声だけで十分ですが!ああ、今から最期の場面を思うと涙ぐんでしまう。

John D. Rateliff, The History of the Hobbit (2007)という二巻本、買っただけでまだ読んでいませんでしたが、しっかり読まねば〜!これ、トールキンの最も初期の草稿も入っていて、Douglas Anderson, The Annotated Hobbit (1988)と共に、きっと今回の映画制作にも活用されていることと思います。

素描のトーリン2010/10/28 13:42

RA as Thorin drawing by hedgeypig
C19のhedgeypigさんの素描によるトーリンです。長いお髭もこうして束ねてあれば、大きな斧を振り回しても邪魔になりませんね。

ピーター・ジャクソンがリチャードを起用した理由、ドワーフ役の展望について語っている部分、貼り付けます:

“Thorin Oakenshield is a tough, heroic character, and he certainly should give Leggie and Aragorn a run for their money in the heartthrob stakes — despite being four feet tall,” says Jackson, who also announced seven lesser-known English, Irish, and Kiwi actors in the roles of other dwarves. “In Middle-earth, dwarves are a noble race and have a culture and physical appearance which sets them apart from humans. It’s fun to develop these different cultures for the movie, and we are doing much more with dwarves this time around than we did with Gimli in Lord of the Rings. Our company of thirteen dwarves in The Hobbit lets us explore many different personalities — and costume and make-up designs will support the type of character each actor plays. Richard is a powerful actor with a wide range, and we’re very excited to be handing Thorn over to him. In this partnership, we need Richard to give us his depth, range, and emotion as an actor — and we’ll make him look like a dwarf!”

PJがリチャードの俳優としての演技力の幅と存在感を高く評価してくれていることは、何ともうれしい。たとえ4フィートの身長でもアラゴルン・レゴラス路線で互角に勝負できる俳優がいるとしたら、もちろんそれは我らが愛するRAしかいないでしょう。PJよ、あなたは目が高い。RAはあなたの期待を決して裏切ることはありませぬぞ。

『キャプテン・アメリカ』撮影シーンより2010/10/29 14:52

Entertainment Weekly誌にリチャードが潜水艦に乗っているシーンの写真が掲載されています。ほとんど顔は見えないけど〜!
オンラインでも見られます。
http://www.comicbookmovie.com/captain_america/news/?a=24543

リチャードはこのコミックの映画化作品で、Heinz Krugerというナチスの悪役を演じています。このコミック、私は読んだことないのですが、リバプールで撮影中のリチャードが目撃されています。日本でも公開確実なブロックバスターなので、これも楽しみですね。

リチャードは小さい時に乳母車ごと池に落ちたというトラウマで水が苦手なんですよね。潜水艦シーン、気の毒でした〜。

ついでに、同じこの雑誌のThe Hobbitの特集にも、もちろんRAは写真入りで載っています。

RAトーリン、「緑の騎士」に変身2010/10/31 00:05

RA as Green Knight
jadeさんがRAのトーリン姿の写真を見て、これは緑色にしたらまさに『サー・ガウェインと緑の騎士』の緑の騎士だ!とひらめき、私も全く同感だったので、お願いして試しにグリーンのフィルターをかけていただきました。(hedgypigさんの了解済みです。)SGGKでは緑の騎士は、片手に斧、片手にはヒイラギを持ってアーサー王の宮廷に登場します。ショーン・コネリーが緑の騎士をやっている映画がありましたが、RAの緑の騎士の方がず〜〜っとサマになりそうです。